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アニメ批評その718 最果てのパラディン

評価:★★(序盤は凄く良かった)

概要

柳野かなたによる日本のライトノベル。小説投稿サイト『小説家になろう』で2015年5月1日に連載開始。

書籍化の打診を受け、2016年3月25日からオーバーラップ文庫で刊行が始まった。

書籍化後も『小説家になろう』での連載は継続している。

いわゆる「転生もの」から発想を得た作品であり、前世の記憶がある少年を主人公にした異世界ファンタジーである。


作者が精神状態悪化を理由に活動を休止したことで、作品は2017年9月までで止まっている。

その後、2020年11月に行われた復帰報告において、書籍版第5巻の執筆の後、なろう版の連載再開に着手する予定である事が報告された。

2021年7月には作者自身の具体的な病状などの報告が行われたが、2021年10月時点では活動再開に至っていない。

あらすじ

引きこもりとして無為な人生を過ごし、後悔して亡くなった主人公は記憶を保持したまま異世界に転生する。

ウィリアム(通称:ウィル)と名付けられた赤ん坊は、数百年前に人の絶えた廃墟の街で、生前は英雄として知られた3人の不死者ブラッド、マリー、ガスに育てられる。

今度こそ悔いのない人生を送ることを決意したウィルは、スケルトンの剣士ブラッドからは武術を、ミイラの神官マリーからは一般常識と信仰を、ゴーストの魔法使いガスからは学問と魔法を学び成長していく。

最果てのパラディン - Wikipediaより抜粋

「よくある異世界転生モノかな?」と思ったらそうではありませんでした。

3人のアンデッドに育てられるという生い立ちで、そのアンデッド達はかつて英雄と呼ばれた人達だった事もあり、主人公は強く綺麗な心を持った男に育ちます。

主人公のウィル役は河瀬 茉希さんが演じられたのですが、少年から青年になったら声が変わるのかと思ったらそのままでした。
この辺りは好みが分かれそうな気がします。
親となったアンデッド達は本当によく出来た人達で、ウィルが強烈な神の加護を受けれる様になった訳も凄く納得出来る様になっていて「これは名作の予感!」と期待したのですが・・・

親元を離れ冒険が始まると普通の異世界転生モノに成り下がってしまいました。
作画が特に良いという訳でも無く、戦闘シーンは微妙だし、面白くて笑えるシーンがあるという訳でもありません。
駄作とまでは申しませんが、並かそれ以下です。
ストーリー的にも「アンデッドに育てられる」という異質な設定が光ってましたが、その後は「冒険する→モンスターを倒す→王様に認められる→仲間や手下が出来る」というありきたりな感じになってしまってるのが勿体なく感じました。

一応2期の制作が決定してるのですが、それならもう少し戦闘シーンを頑張って描いて欲しかったです。
あまり人気があるとは言えない作品なので、2期は1期と同じかそれ以下の出来になる事が予想されます。
それと原作者が「精神状態悪化を理由に活動を休止」という事で、2期があっても原作とは異なる終わり方をするか、中途半端な所で終わる可能性が高いです。
その点も加味して評価は★2とさせて頂きます。
それでは、良きアニメライフをノシ

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