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アニメ批評その766 うたわれるもの 偽りの仮面

評価:★★(原作の良さを上手く表現出来なかった感)
アクアプラスより2015年9月24日に発売されたゲームソフトが原作です。

↑コチラの続編アニメとなります。

ざっくり解説で恐縮ですが、記憶喪失の主人公ハク(cv.藤原啓治)

実質ハクの嫁であり、お母さん的存在でもあるクオンちゃんです(プリコネのコッコロちゃんが思い浮かんでしまいます)

他にも可愛い子が多く登場します。
原作のゲームは前作はプレイ済の私ですが、本作以降は未プレイです。
なので、原作を知らない私は毎回ワクワクしながら楽しんでいたのですが、平坦な物語に不安を感じました。
毎回の様に可愛い新キャラが登場するのは嬉しいのですが、キャラの掘り下げが無く、新規でどんどんキャラが増加してイキます。
ストーリーもちょっとしたトラブルが起き、それを解決してめでたしめでたし。
主人公はあんまり活躍しないで、

ハーレム環境を満喫する毎日です。
2クール目に入ると強敵が出現しシリアスな展開にはなるのですが、前半パートに増えたキャラが多過ぎるため、どうしても感情移入がしきれませんでした。
名作と言われたゲームが原作だし、声優さんの演技力にも不満は無かったので世論を調査した結果、私が感じた様な感想を口にしている方がかなり多かったです。
特に原作をプレイしていた方々の評価が辛辣で、あえて原作を未プレイで制作に当たったという監督がめちゃんこ叩かれてました。
監督の肩を持つ訳では無いのですが、キャラ数の多いゲームが原作だとどうしてもこうなりがちです。
ストーリー重視でイクと登場出来ないキャラやモブの様な扱いを受けるキャラが多くなってしまい、それはそれで原作勢は不満を口にすると思います。
だからといって全25話を50話に増やすというのも無理な話です。


それを本作はアイヌの方々を馬鹿にしている!という事を口にされている方もいらっしゃったのですが、特に不満を口にしているアイヌの方はお見かけしませんでしたし、アイヌの知り合いがいるという方に言わせれば「好意的に受け取れたので何が問題何だかわからない」といった旨の発言をしておりました。
「〇〇を馬鹿にしている!」という発言は〇〇と全く関係無いクレーマーや愉快犯が文句を言っているだけという事が殆どです。
加えて言えば、仮にアイヌの方々や文化を愚弄する様な作品だとしても、それはアニメの制作陣では無く、原作を制作したアクアプラスさんを叩くべきなのでお門違いにも程があります。

本作は大分中途半端な所で終わってる感じなのですが、それは続編があるので心配無用です。

2022年7月より放送予定です。
3期を観ないと総合的な評価は出来ませんが、ゲーム原作のアニメ化は難易度が高いとはゆえ、上手くアニメに落とし込めなかったという事で現状の評価は★2とさせて頂きます。
ハク役の藤原啓治さんがお亡くなりになってるので、代役が誰になるのかも気になります。
ちなみに1期を未視聴でも2期をお楽しみ頂く事は可能だと思います。
1期のキャラも登場しますので理想は最初からの方が良いのですが、お忙しい方は2期を観て3期に備えて下さい。
それでは、良きアニメライフをノシ

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