アニメ批評その1026 ワールドダイスター
バンダイ・・・
ソシャゲ原作・・・
そう聞いて「クソアニメだな?」と思ってスルーしてごめんなさいw
レビューアーはechoさんです。
評価:★★★(ソシャゲメディアミックス作品だけど堅実な作り)
概要
日本のメディアミックスプロジェクト。
バンダイナムコフィルムワークスによる「“演劇”ガールズ」プロジェクト。
アニメとゲームアプリを主軸として展開される。
2023年4月からTOKYO MXなどでTVアニメが放送された。
2023年7月、ゲームアプリ『ワールドダイスター 夢のステラリウム』が配信開始。
あらすじ
演劇界の頂点「ワールドダイスター」になることを夢見る高校生・鳳ここな。
センスのなさを理由に夢を諦めかけていたが、親友の静香に背中を押され、憧れの劇団「シリウス」のオーディションに挑戦する。
静香とともにシリウスの劇場を目指す途中、ここなは道に迷っていた少女・カトリナに遭遇。
なんとカトリナもシリウスの受験者であり、ふとしたきっかけで厳しいひと言を放たれてしまう。
強烈なライバルの出現に、ここなは……!?
バンダイナムコフィルムワークスのメディアミックス作品です。
アニメでは劇団シリウスを中心に演劇界のトップ「ワールドダイスター」を目指す女の子たちの物語になっています。
内容としては演劇アニメと言うよりアイドルアニメに近いです。
主人公のここなと親友の静香、ワールドダイスターを目指すライバル達と切磋琢磨して行くストーリーは王道で分かりやすく、作画もかなり良いので見やすいと思います。
ただ一つ注意が必要なのは、キャラクターそれぞれが「センス」と言う特殊能力を持っているファンタジー要素があります。
時間をスローにしたり、歌で魅了する能力だったりとおそらくゲーム由来の要素だと思うのですが、その辺りのファンタジー要素が雑音に感じる人はいるかも知れません。
主人公のここなのセンスは意外なもので、前半の大きな仕掛けになっているので、そこは実際に見てお楽しみ下さい。
アプリゲームはだいぶ苦戦しているみたいですが、キャラクターは可愛いですし、ストーリーも若干地味なものの堅実な作りでメディアミックス作品にしては楽しめる作品だと思います。
特にアイドルアニメが好きな方にはおすすめです。
では、良きアニメライフを!