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アニメ批評その1063 劇場版 異世界かるてっと~あなざーわーるど~

評価:★★(興行収入は爆死だけど、宣伝としては成功?)

ミニキャラのショートアニメはその作品のファンで無いと楽しめませんし、ファンであっても「本編と比べるとなぁ」と微妙な気持ちにさせられますので、私はそういったアニメを高く評価する事は稀です。
しかし異世界かるてっとは別で、複数の人気作のコラボ企画であり、アニメ好きを自称する方であればどれかは観た事あるんじゃない?といった作品の良い部分を引き出している名作です。
初見の方に対しても「なんだか面白そう」と思わせる作りで、この手のアニメの中では成功の部類に入るのですが・・・

といっても、流石に劇場版はヤリ過ぎでしょうと^^;
2期放送後に「続編決定」と出たので3期を期待してたら、まさかの劇場版とは・・・
気を取り直して本作の解説に移らせて頂きます。

物語は謎のゴーレムに襲われる処から始まります。
ちゃんと新キャラも登場します。

紅魔族の里にいそうな眼帯少女

帝国軍の軍人ぽい女性

誰だw?

盾の人も活躍しますが、

作中の設定や能力はアニメ本編に準拠するという事で、リゼロ組の特にスバルが大幅に強化されております。

ベア子もスバルにべったりでとても可愛いです。

謎のオッサンがリゼロの重要キャラだったりもするのですが、本作を観ておかないと本編が楽しめないという事はありませんし、内容やクォリティー的に劇場版アニメとしては不足感を感じてしまいました。

気になる興行収入は8200万円ほどで、劇場アニメとしては爆死といえます。
「ほれ見たことかー」と思ってしまいましたが、そもそも異世界かるてっとという作品は売上重視では無く、宣伝目的で制作されたという背景があります。
KADOKAWAの人気作のコラボレーションであり、それぞれの作品の宣伝になればヨシ!という事で、アニメも円盤の売上は高く無かったモノの制作費の安さを考えれば十分元は取れてるでしょうし、多少の損も宣伝費として割り切れます。

本作も制作費は通常の劇場アニメと比べればかなり安いでしょうし、各種配信サイトでそれなりのPV数が獲れていれば良い宣伝になると思います。

ゲームの宣伝目的でアニメを制作して爆死した場合、元のゲームの売上も下がってしまう場合がありますが、こういったミニアニメでファンを喜ばせて宣伝するも出来れば、売上が低くてもヤル価値は十分にありそうです。
私も幼女戦記の2期とオーバーロードの劇場版が楽しみで仕方ありません。
ゲーム原作のアニメで、作画は良いのに内容が面白く無い作品もありますが、低予算で面白い作品が作れるのは原作の良さと制作陣のセンスによる賜物です。
中華系企業はその辺りを理解していないと、日本でウケるアニメは一生作れないと思います。
それでは、良きアニメライフをノシ

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