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アニメ批評その503 機動戦士ガンダムSEED DESTINY

評価:★(未完)

概要

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』(きどうせんしガンダムシード デスティニー、MOBILE SUIT GUNDAM SEED DESTINY)は、「ガンダムシリーズ」のテレビシリーズ。

『機動戦士ガンダムSEED』の続編として製作され、2004年10月9日(一部地域は同年10月16日)から2005年10月1日(一部地域は同年10月8日)まで、MBSを製作局としてTBS系列で全50話が放送された。

平均視聴率は5.4%。最高視聴率は8.2%。

キャッチコピーは「戦う意志が未来を変える」。


前作『機動戦士ガンダムSEED』での終盤の舞台となった戦いである第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦から2年後の世界が舞台であり、物語の舞台が「宇宙世紀」ではないガンダムシリーズ作品の続編作品が、TVシリーズとして制作されたのは本作が初である。

本作ではAパートのみアイキャッチがなく、番組ロゴが表示されるのみ。

本作のザフト軍のモビルスーツには、宇宙世紀シリーズで登場したジオン公国のザクやグフ、ドムをオマージュしたものが登場する。

主人公については媒体によってシン・アスカだけではなく、放送開始後は「ガンダムSEED DESTINYの二人の主人公」「もう一人の主人公キラ・ヤマト」など双方を主人公とする表現も用いられる。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY - Wikipediaより抜粋

主人公だったはずのシン・アスカくんです。

可愛い可愛いルナマリア・ホークちゃんです。


前作の「機動戦士ガンダムSEED」の記事内で、本作をディスった私ですが当時の私の心情を振り返りたいと思います。

パクリネタについて

どのエピソードがとかまでは語りませんが、機動戦士ガンダムをオマージュしたネタがふんだんに使用されておりました。
当時SEED大好きっ子だった私は「SEEDでガンダムを知った人も多いから昔のガンダムのエピソードをなぞって過去作を見させようとする高度な戦略だよ」と肯定的な意見を述べてました。
遅れに遅れてまともなストーリーが思いつかず、昔のをパクればいいや!の精神だったなんて微塵も思ってませんでした。

モビルスーツもパクり

「SEEDでガンダムを知った人も多いから昔のガンダムのモビルスーツをパク・・・オマージュして過去作を見させようとする高度な戦略だよ(震え声)」

ヒロインが手抜き

ラクス・クラインとクリソツのミーア・キャンベル(影武者だから仕方ない)

カガリ・ユラ・アスハと見分けがつかないステラ・ルーシェ
(コイツは今でも見分けがつかない)
ルナマリアが可愛いとはゆえ、流石に手を抜き過ぎでは?

主人公の変更

主人公だったはずのシン・アスカ君
結局キラ・ヤマトに主人公の座を奪われてしまいます。
監督としては「最初から主人公を複数用意するつもりだった」的な発言をしております。
決してシン・アスカ役の鈴村健一さんがストーリーに対して持論を述べたのが気に入らず、主人公の座から追い落したとかでは無いそうです。
無いそうですよ?

ストーリーが迷走

監督の福田己津央氏は放送開始前のインタビューでは「本作で戦争はなぜ起こるのかを描いていく」と発言してますが、放送終了後のインタビューでは「DESTINYは戦争がテーマの作品ではない。競争が否定されがちな世情において、生命の進化が生存競争と適応である事を改めて考え直し、子供たちが厳しい現実と向き合いながら戦う事をテーマとした」といった旨の発言しております。
テーマとかどうでも良いので、視聴者が首を傾げる様なストーリーにはして欲しく無かったです。
終盤はもう私もフォロー出来なくなってました。

未完に終わった理由

劇場版が予定されておりまして、それをもって完結となる予定だったそうです。
当時は超人気作だった訳ですし、未完の状態でもあったので劇場版が公開されないのは不自然だと思いませんか?
その理由についてですが、本作の脚本家は監督の福田己津央氏の奥方である両澤 千晶氏が脚本の執筆が出来なくなったからでした。
ざっくりと申し上げますと、体調不良からSEED DESTINYの脚本がまともに書けない状態で色々不都合が生じた訳ですが、劇場版の脚本も奥方に書かせようとした結果、体調は戻る事無くお亡くなりになってしまいました。
福田己津央氏としてはガンダムSEEDという作品は自分と奥さんの共同の作品であり、他の方に脚本を任せたく無いという気持ちがあったのだと思います。
ですが、作品を私物化し多くの方に迷惑をかけ、ファンの期待を裏切った事に関しては到底許される事では無いと思います。
当時バンダイの関係者から「SEEDの劇場版は出る!絶対に出す!」と聞いていたので、私はその通り公言しておりました。
まさか本当に出ないとは夢にも思いませんでした・・・


いつの間にかガンダム熱が冷めてしまった私ですが、当時は本当にガンダムが好きだったのです。
よくよく思い返してみると本作がしょーもない終わり方をして、劇場版も出なかったショックが一番の原因な気がします。
ガンダムSEEDは確かに面白い作品でしたが、本作の評価の低さと予定されていた劇場版が制作されなかった点を踏まえて、ガンダムSEED系列の作品全般を私はオススメしません。
正史とは関係無い作品でもありますので、本作未視聴で困る事は特にありません。
本作以上の駄作はいくらでもありますが、コレ程腹立たしい気持ちにさせられた作品は他にありません。
当時この作品が好きだった方程、この作品を憎んだり叩いている様な気がします。
私は掲示板やSNSで本作をディスった事はありませんが、自分のブログだからこそ言わせて頂きます。
この作品は観ない方がいいです。
実はこの記事10回位書き直ししております。
かなり強い言葉でディスってしまい、何度も書き直しました。
修正とはでは無く最初から書き直してます。
その位の憤りを感じているとお察し下さい。
申し上げたい事は今回書いた文章量の10倍はあるのですが、今後一切本作についての記事は書かないと思います(気分が悪くなるので)


それでは、良きアニメライフをノシ

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