アニメ批評その502 機動戦士ガンダムSEED
評価:★★★(当時は凄まじい人気でした)
概要
『機動戦士ガンダムSEED』(きどうせんしガンダムシード、MOBILE SUIT GUNDAM SEED)は日本のアニメ作品。
『ガンダムシリーズ』の1つに属するロボットアニメ。
略称は『SEED』(シード)。
キャッチフレーズは 「“ 決闘(デュエル)・暴風(バスター)・電撃(ブリッツ)・盾(イージス)・攻撃(ストライク) 五機のガンダム現る!! ”」。
毎日放送(MBS)製作により、TBS系列で2002年10月5日から2003年9月27日にかけて全50話が放送された。
TBS系全国ネット初のガンダムシリーズ作品である。
続篇として『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が製作されている。
本作はサンライズ第9スタジオが「新しい世代に向けた、新たなスタンダードとなりうるガンダム」「新世紀(21世紀)のファーストガンダム」「原点回帰」を目指し制作された。
ガンダムシリーズでは初のデジタル制作によるVTR映像のテレビシリーズである。
タイトルには「種子」以外に「遺伝子操作」や「発端」という意味も含まれており、さらに頭文字のSには「ガンダムズ」の意味もある。
なお、ガンダムシリーズの通例になっていた主人公の搭乗機=タイトルの法則にはなっておらず、その代わりに「SEED」と略記される未知の突然変異遺伝子の設定を反映している。
また、サンライズの宮河恭夫とバンダイナムコゲームスの鵜之澤伸の案によって、サンライズ原作のガンダム作品で初めてタイトルに「機動戦士」の冠語がつけられた。
過去の作品で複数のガンダムが敵軍・自軍に分かれて登場したのと同様、本作でも10機以上のガンダムが登場するが、本作の劇中では「ガンダム」という言葉を主人公のキラ・ヤマト個人が自らの搭乗機に名付けたペットネームとして描いており、彼の搭乗したストライクガンダムとフリーダムガンダムに対して「ガンダム」と呼称された以外では、この言葉を劇中で用いていない。
映像ソフトは2003年3月28日からVHSビデオカセット版とDVD版の2種で全13巻がリリースされ、DVD版は累計140万枚以上の売り上げを記録した。
2010年2月23日にはTV全50話のDVD-BOX、2011年2月25日には続篇とスペシャルエディションの全作品を含めたDVD-BOXが発売された。
プラモデルや関連グッズ、同時期にメディアミックスで展開された『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』や『ガンダムSEED MSV』も人気を博した。
2004年に東京アニメアワードでアニメーションオブザイヤーとテレビ部門の優秀作品賞の2冠を受賞している。
また、角川書店の『月刊ニュータイプ』2006年9月号で応募・集計された「最新最強ベストアニメ100」では、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』と共に第1位に選ばれた。
従来のガンダム作品の版権管理は創通とサンライズが共同で管理されていたが、本作より製作局である毎日放送もそれに加わり、著作権表示は「©創通・サンライズ・毎日放送」「©2002 SUNRISE INC」だった。
2010年以降は毎日放送が外され、SEEDシリーズの版権管理は従来通り2社での管理に戻る。
ロボットアニメといえばガンダム!という時代もありましたが、当時はガンダム人気も大分下火になってましたが、本作が起死回生の作品となりました。
主人公のキラ・ヤマトです。
凄腕のパイロットで高い人気がありました。
そんなキラと人気を二分していたのが、このアスラン・ザラです。
この二人は対立する勢力同士で、どちらかというと主人公側で無い方の勢力の方が人物的に魅力というか人気があったと思います。
そして女性キャラもかなり魅力的で、
モビルスーツもカッコ良くて、
覚醒するシーンも胸熱でした。
アムロやシャアが出てくる正史と呼ばれる作品の流れでは無いモノの、初代ガンダム以来の大ヒット作であり、女性ファンも多く取り込んだ名作・・・だったはずでした。
実際円盤もグッツも半端無い売上を上げ、実績的には全く問題ありません。
しかも今観ても全然面白いのです。
評価としては★4以上にするべきかもしれませんが、何故★3なのか?
それは本作の続編が宜しく無いからです。
続編となる『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は大人の事情・・・というか監督のわがままに潰された作品でした。
予定されていた劇場版も制作されず、未完のまま終わっております。
どんな名作も未完で終わってしまいますと高評価をする訳にはいきません。
当時視聴していた方々からは「SEEDは絶対に観ておくべき」と言われてしまいそうですが、ガンダム作品は他にもたくさんありますし、私としては完結したモノをオススメしたい所です。
本作を観るな!とは申しませんし、観たら観たできっとお楽しみになれるはずです。
しかし完結しなかった理由を知ったら視聴意欲が削がれるかもしれません。
※その辺の話は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の記事で触れます。
第1話|ガンダムSEED【ガンチャン】
2002年に制作されたとは思えない素晴らしい出来だったんですけどねぇ・・・
それでは、良きアニメライフをノシ