アニメ批評その549 バーチャルさんはみている
評価:★(素人の悪ふざけ)
概要
『バーチャルさんはみている』 (VIRTUALSAN - LOOKING) は、リド制作の日本のテレビアニメ作品。
2019年1月9日から3月27日までTOKYO MXにて放送された。
ニコニコ生放送(および実験放送)、Periscopeでは放送前のカウントダウン番組と合わせてライブ配信をしている。
製作・著作および番組スポンサーはドワンゴ。
30人以上のバーチャルYouTuberが登場するオムニバス形式の作品である。
※主な出演者
ミライアカリ
電脳少女シロ
猫宮ひなた
月ノ美兎
ヒメヒナ
田中ヒメ
鈴木ヒナ
※その他のレギュラーキャスト
ゲーム部プロジェクト
夢咲楓
風見涼
桜樹みりあ
道明寺晴翔
シスター・クレア
ときのそら
ばあちゃる
バーチャルゴリラ
ピーナッツくん
富士葵
ヤミクモケリン
大鳥こはく(声 - 角元明日香)
バーチャルグランドマザー小林幸子
百花繚乱(カウントダウン番組・実験放送のみにMC出演)
本作はリドという会社が制作しました。
VTuberの急速な盛り上がりを背景に、VTuberを起用した番組やイベントを提供してきたドワンゴが今後のVTuber市場の世界的な成長を見据え、さらなる事業の拡大を図る目的で、ドワンゴ・KADOKAWA・カラー・インクストゥエンター・アソビシステムの5社の合弁により設立された。
という事ですが、活動実績は本作の制作のみに留まり、2019年に解散となりました。
本作の評価ですが、世間では「ゴミ」扱いです。
放送当時VTuberに興味を持ち、色々情報を集めていた私でしたが、同様な意見でした。
監督を務めた阿部大護氏はニコニコ動画の運営の方だそうです。
基本的にはスペックの高い人間なのだと思いますが、アニメ制作のド素人がいきなり良いモノ・・・という以前にまともなモノを創れるはずがありません。
当時人気のあったVTuberを揃えてのアニメ化だったので、素材が足りなかった訳ではありません。
本当に出来が悪かったというか、どうしてこんな寒い作品を作って世に送り出そうと思ったのか不思議でなりません。
同人作品なら許されたかもしれませんが、本当に恐ろしい程つまらないです。
「内輪ノリが酷い」と言われ、確かに元ネタを知らないと楽しめないという部分はあったかと思われますが、それ以上に台本がつまらな過ぎです。
VTuber界最大の黒歴史と呼ばれた本作。
観れば不愉快な気持ちにさせられる事間違い無しです。
VTuberが大好きな方は勿論、興味の無い方も万人を不愉快にします。
内容が酷すぎる作品は逆にネタになるので、そういった意味でオススメする事はありますが、本作は本当に観てはならない駄作です。
更にVTuberのイメージも損なう作品なので、ニコニコ動画的にVTuberを推すつもりがあるのでしたら、もうこの世から消すべきだと思います。
あれはもう放送事故です。
マジでカスです。
それでは、良きアニメライフをノシ