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アニメ批評その639 エガオノダイカ

私が面白く無いと思って途中切りしたアニメでしたが、echoさんが最後まで観てくれてレビューして下さいました。

評価:★(唐突な展開であっけにとられる)

概要

エガオノダイカは、タツノコプロ制作による日本のテレビアニメ作品。

タツノコプロ創立55周年記念作品。

2019年1月からWOWOWプライム『アニメプレミア』枠ほかにて放送された。

地球より数万光年先にある星を舞台に、王国の王女であるユウキ・ソレイユと、帝国軍人であるステラ・シャイニングの物語を描く。

あらすじ

地球より遥かかなたの星にある、笑顔に溢れた王国。

王女のユウキは12歳、そろそろ多感なお年頃。

毎日泣き、笑い、時にはときめいたり…?しながら、王宮で楽しく暮らしている。

日々を彩るのは、忠実な家臣たち。 教育役のレイラ、政治を補佐するイザナ、騎士団長ハロルド、そして……幼馴染の側近、ヨシュア。

ステラは十七歳、有能かつクールな軍人。

けれど微笑みはいつも絶やさない…… 笑顔は生きるためには、欠かせないから。

これは、遠い星に生まれた、二人の少女が出会うまでを描いた物語。

ユウキ・ソレイユ
ソレイユ王国の若き王女。12歳。
新型クラルス開発時の事故で両親を亡くしている。
帝国と戦争状態にあることは教えられておらず、ヨシュアの死をきっかけに全てを知り衝撃を受ける。

ステラ・シャイニング
グランディーガ帝国の軍人。17歳。
ビュルガー分隊に所属する一等兵曹。
王国軍との戦闘で、分隊員の仲間と隊長を失う。
感情の起伏が少なく任務の遂行を第一に考えており、任務によっては子供に対しても銃を向ける冷徹さを持つ。


タツノコプロ創立55周年記念作品として作られた、オリジナルロボットアニメです。
いわゆるリアルロボットアニメで、戦闘シーンも量産型のロボットによる集団戦がメインです。
冒頭1話・2話の戦闘シーンは素晴らしく、キャラクターデザインもよかったので期待して見ていたのですが…俺のわくわくを返して欲しいw

2話でユウキの幼馴染で松岡禎丞さんが演じている、どう見ても準主役級のキャラクター「ヨシュア」が戦死した時から嫌な予感はしていたのですが、そこからメインキャラクターの戦死の嵐です。
制作者は戦争の悲惨さ、リアリティを表現したかったのでしょうが、あまりにも唐突に主要キャラが退場していくのでキャラクターに感情移入する暇が無く私はあっけにとられてしまいました。
戦争は基本的に王国側が帝国側に一方的に侵略されてしまうストーリーなのですが、ユウキ姫は戦略の天才という設定です。
ところが、ユウキ姫は逆転の戦略を思いついても「王国、帝国双方に大きな損害が出てしまう」と躊躇して決断できないお花畑な脳みその持ち主です。
まぁ、12歳の戦争が起こっている事も知らされていなかった女の子ですから仕方ない気もしますが、一方的な展開を見させられているこちらは結構フラストレーションがたまります。


ストーリーはダブルヒロイン方式を取っていて、毎話ユウキとステラ、王国側と帝国側のストーリーが交互に展開していきます。
ただでさえ12話と短い上に、話数を半分ずつに分けられているので余計に感情移入が出来ずに話も分かりにくいので、これは失敗だったかなと思います。


これで最終回のオチが良ければまだ記念作品として面目を保てたと思うのですが、最終回もかなりひどい出来ですw
作品全体で戦争のリアリティを追求しておいて、オチのリアリティの無い事…。
一応申しておきますとハッピーエンドで、ちゃんと戦争終結まで描いてます(それをやってハッピーエンドになる理屈が分からないですが)
キャラクターデザインは良いですし、戦闘シーンの作画もかなり良かったので実にもったいない作品です。
タツノコプロ60周年記念作品は面白いアニメを期待してます。
では、良きアニメライフを!

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