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「Eclipse first, the rest nowhere.」@ウマ娘

「Eclipse first, the rest nowhere.」
トレセン学園のスクールモットーであり「唯一抜きん出て並ぶ者なし」という意味が込められております。
ちなみにGoogle翻訳に入力すると「Eclipseが最初で、残りはどこにもありません。」と訳されます。
そもそも「Eclipse」って何なの?と疑問を感じる方もいらっしゃる事でしょう。
今回は「Eclipse」についての解説記事となります。

Eclipse(以下エクリプス)とは18世紀後半に活躍したイギリスの競走馬の事です。
エクリプスが生まれた18世紀中頃は、まだジョッキークラブも結成されておらず、ダービーステークス等今日知られている競走も行われてませんでした。
競走形態も後世のモノとは異なり、同じ馬で長距離レースを何度も戦って勝負を決するという形式(ヒートレース)が盛んでした。

エクリプス競走成績

この様な時代に生まれたエクリプスは、18戦18勝という成績を残し、かつ全ての競走が楽勝で18世紀の最強馬と呼ばれました。
ヒートレースは複数回(大体3回?)の出走で決着を付ける競技なのですが、優勝馬から240ヤード(約90馬身)差を付けられて敗北すると以降のヒートレースに出走出来なくなると特別ルールがありました。
エクリプスは全てのレースを2戦以内に決着を付けており、毎回大差での圧勝劇を繰り広げました。
その余りの強さから「Eclipse first, the rest nowhere.」という明言が生まれたとされてます。
ちなみに引退の理由が「強すぎて対戦相手がいなくなった」です。

種牡馬としての実績

エクリプスは種牡馬としての功績も半端無いです。
ポテイトーズ(46戦30勝。 ネアルコ、ハイペリオン系等現在の父系の大半の祖先)やキングファーガス(1797年英チャンピオンサイアー。セントサイモン系の祖先)などを輩出し、この時代としては非常に多い344頭の産駒が勝利してます。
ダービーステークスは1780年の創設で、3頭の優勝馬を送り出してます。
父の父や母の父としても優秀で、今日のサラブレッドの父系(サイアーライン)を遡ってイクとその98%までもがポテイトーズ、キングファーガスというエクリプスの2頭の産駒にたどり着きます(総称してエクリプス系と呼ばれる)
同時代を生きていたマッチェムの子孫(2%)や、ヘロドの子孫(ごく少数)に対して圧倒的な差をつけてます。

90馬身差を付けて圧勝するのが当たり前で、競走馬の始祖とも言える名馬がエクリプスなのです。
「唯一抜きん出て並ぶ者なし」の意味がよくわかります。
スクールモットーって「あなたの隣り人を愛せよ」的な感じのが多い印象ですが、トレセン学園は「高みを目指して競争しろ!」と言わんばかりのモットーですねw
取り合えず「Eclipse」とは18世紀の超強い競走馬で、種牡馬としても競馬界に多大な影響を与えたという事だけ知っておけば「エクリプスって何の事だか知ってるぅ?」とマウントが獲れるかもしれません。
それでは、良きウマ娘ライフをノシ

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