マイセンのブログ

アニメのレビューとウマ娘の攻略記事がメインです
Twitter→@mysen777

アニメ批評その782 RPG不動産

評価:★★(きらら作品っぽくない部分は評価できる)

概要

険持ちよによる日本の4コマ漫画。

『まんがタイムきららキャラット』(芳文社)にて、2018年6月号から8月号のゲスト連載を経て2018年9月号から連載が開始された。

作品名に付いているRPGという言葉の通り、日本を代表するRPGであるドラゴンクエストシリーズのような中世ヨーロッパ風のファンタジー世界が舞台となっている。

冒険活劇というわけではなく、王国所属のRPG不動産で働く主人公たちの日常を描いたコメディ4コマ漫画であるが、物語が進行するごとにシリアスな展開もされている。

あらすじ

魔王が倒され世界が平和になって15年がたったころ、学校を卒業し魔術師になった風色琴音が新居を探すため王国所属のRPG不動産を尋ねるところから物語は始まる。

実はRPG不動産は琴音の就職先であり、同じ職場の亜人のファー、僧侶のルフリア、戦士のラキラとともに様々な事情を抱えたお客の物件探しをサポートすることとなる。

RPG不動産 - Wikipediaより抜粋

きらら作品という事で、このキャラデザを観た時に「あーよくあるヤツかぁ」と思った私です。

特にこのラキラちゃんとか、ごちうさのリゼちゃんのパクりみたいなキャラデザで危うく視聴意欲を失う処でした。

っと思ってたら主人公が巨乳でした。
きらら作品でも巨乳キャラは多数登場しますが、主人公の子が巨乳なのは珍しいです。

しかも肌色多めな仕上がりとなっておりまして「これは思ってたのと違うぞ?」と感じました。

ストーリーの方はファンタジーな世界で不動産屋の従業員として働く日常となっておりまして、

ファンタジーな世界観ならではのお客相手に接客します。

百合要素もありますし、押さえるべき点はちゃんとしている印象です。

平和な日常話だけでは無く、シリアスな展開も挟まってまして視聴者を飽きさせないストーリー&設定となっております。
きらら色を感じさせつつ、らしくない要素を取り込んだ本作は本来名作となるはずでしたが、何故か私は面白いと感じられませんでした。

◆全方位に対して中途半端だった?

世間の人気もそれほどではありませんでしたし、私なりに何がアカンかったのか分析してみました。
キャラデザ
リゼちゃんモドキは置いといて、他の子は巨乳な主人公と人外少女等悪くは無かったと思いましたが、それはきらら作品の中ではという事でそんな事を気にしないで観たらありふれた感じでした。
設定
ファンタジーな世界な不動産屋といえばドラゴン、家を買う。がありました。
物語の面白さとしてはドラゴンが家を買う話の方が断然上でした。
ストーリー
シリアスな話を入れて来た点は評価出来るが、作風的に誰かが死ぬとか不幸になる訳が無いとわかってるので、あまりドキドキしなかった。
笑えるシーン
「ここは笑うとこやぞ!」というシーンは随所にありましたが、それで笑えるほどピュアな人は少ないと思います。
業界あるあるネタが使えない
作品のタイトルから主人公の職業がわかる作品は「業界あるある」や「為になる知識」等が期待されますが、ファンタジーな世界観のためそういったネタが使えません。


日常系アニメも明日ちゃんのセーラー服の様に高い作画力のアニメがあったり、同時期に放送された阿波連さんははかれないの様なツッこまずにはいられない面白さなどが求められたりすると思います。
従来のそれなりに可愛い子が出てくる緩い萌え特化のアニメはもう需要が低いというのが私の持論です。
きらら作品の中でもアニメは大爆死だったドージンワークと逆に超絶人気だったけいおん! の違いはアニメのクォリティーでした。
予算が多ければ成功するという訳ではありませんが、それなりの予算でそれなりのモノでは何れ誰も観なくなると思います。
この話はまた別の記事に詳しく書こうと思ってますので、ここまでにしておきます。
それでは、良きアニメライフをノシ

にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する