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アニメ批評その958 魔法のエンジェル スイートミント

評価:★(まだまだ作画が酷い)

概要

テレビ東京系列にて1990年5月2日から1991年3月27日まで毎週水曜18時から18時30分(JST)にて放送されたテレビアニメ作品である。全47話。

本作は、葦プロダクション制作の魔法少女アニメ第二弾。

当時、東映系の魔法少女アニメ「魔法使いサリー 1989年版」(1989年)「ひみつのアッコちゃん第2作目」(1988年)が新シリーズとして放送されており「アッコ」の提供であったタカラ(現・タカラトミー)は、アッコの変身コンパクトでの成功を収めていた。

そこで「サリー」(提供はバンダイ 現・バンダイナムコ)に対抗しうるポスト「アッコ」と位置付けられたのが本作である。

タカラにとっては、初のオリジナル魔女っ子作品となる。


企画書の段階では、ミントは感謝の心を忘れがちな少女として設定、娘の行く末を心配した王様が魔法を抑えさせた上、人間界に追放するというところから始まる。

またミントのほか、プラムの前身と思われる「クルミ(ただし女の子)」そして「ナッツ」も魔法が使え、ミントのお店が各自の能力によりいろいろな業種のお店に変わるといったアイデアも見受けられた。


前作「ミンキーモモ」から引き継いだ「魔法の国のお姫様」「お伴のペット」「使命」といったアイデアは本作でも活かされ「人間界に来た魔女の、複数の友人がその正体を知っている」という本作の構図は、後の「花の魔法使いマリーベル」でも使われたアイデアである。

また「お店とその地域が舞台の中心となっている」のも、本作の特徴である。

あらすじ

ミントの住む魔法の国では王位継承のしきたりとして、12歳になると人間界の困っている人たちに幸せの種を蒔き、魔法の国の虹色の谷の花々の色を取り戻していく「魔法のエンジェル」として、修行に行かなくてはならない掟がある。

人間界でハーブおばさんが経営している「しあわせショップ」を舞台に、お供のワッフル、修行の助っ人に選ばれた二人の友人プラムとナッツ、そして魔法のことは秘密にされているタクトらと、「しあわせショップ」に訪れるお客達を相手に、ミントの修行が始まった。

人間界に来た次の日には「魔女熱」でおかしな魔法を使ってしまい、少年に売った「魔法をトッピングした自転車」が暴走する失敗を起こすも、仲間たちの協力で解決するなど、危なっかしい事も多々あった。

とはいえ持ち前の元気と明るさ、なにより周囲の協力のおかげで、トアールタウンの人々に笑顔を届け、笑顔を返されるようになっていた。

「霧の魔法使い」トラッディーの庇護も受け、時には万物や異世界の精霊や生物などにも、手を差し伸べることもあった。

またトアールタウンのみならず、トナーリタウンや遠い異国の地、さらには魔法界へと、冒険に赴くこともあった。

魔法のエンジェルスイートミント - Wikipediaより抜粋

主人公のミントちゃんは12歳の女の子です。
この12歳という設定はOPの開幕でも歌詞にありまして、大きなお友達ウケを意識していたのかもしれません。
この時代の魔法少女モノはまだまだ女児向け色が強く、アニオタのジャンルとして見るとマイナーと言わざると得ませんでした。

魔法少女がオタクに認知されるのは本作から2年後となります。

本作の放送は1990年なのですが、もうちょっとどうにかならなかったのか?という作画力です。
池を泳ぐアヒルの進行速度が速すぎるとか、作画力以前に何というか色々とタイミングがおかしくないか?と思うシーンが多々あり、手抜き感満載です。

ストーリーはかなり地味な感じですが、ミントちゃんを性的な目で見せようという制作陣の想いが透けて見えます。
ミントちゃんの特に足の作画にはこだわりを感じましたが、それ以外の手抜き感が酷く、お話の地味さ加減もあいまって微妙感が拭えません。
特に面白いエピソードがあるとか、印象的なシーンがあるという訳でも無く、ネタとか酷いモノ見たさで視聴すると「普通だな」という感想しか出てこないと思います。
古い魔法少女モノを観るとしても、やはりセーラームーン以降で無いとお楽しみ頂くのは困難だと思います。
個人的にミントちゃんはちょっと可愛いな、とか思ってる私ですが、評価は★1とさせて頂きます。
それでは、良きアニメライフをノシ

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