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アニメ批評その1032 ようこそ実力至上主義の教室へ 2〜3rd Season
評価：★★★(キャラが魅力的)
1期を視聴した段階では本作の魅力に気づく事が出来ませんでした。
まず本作に対する世間の評価ですが、
・注目度は低い
・原作が人気でコアなファンが多い
といった感じです。
原作が人気な作品のアニメ化はもっと話題にならないとおかしいのですが、本作は1〜3期のどれもアニメファンの間では然程話題には挙がっていなかった印象です。
ですが、円盤はしっかりと売れてますので、何とも評価がし難いアニメだったりします。
今回は本作を未視聴の方、または2期以降をご覧になって無い方向けの記事となります。
結果を出さないと退学になるという学園においてクラス対抗でゲーム対決をする、というのが本作の大筋です。
ゲームの結果次第では退学になるケースもあるのですが、別にデスゲームではありませんので、負けて命を落とす様な事はありません。
本作のアンチや嫌いな方の言は、
・ゲームに緊張感が無い
・ゲームが面白く無い
・そもそもゲームのルールが分かり難い
などが挙げられてますし、ルールの分かり難さに関しては私も同感です。
1期を視聴した時点の私は本作の宜しく無いと思われる点をいくつも挙げさせて頂きましたが、その一方でそれなりの満足感を感じておりました。
要は面白かったという事です。
何がどう面白かったのか？がよく分からなかったのですが、2期を視聴した時にそれに気づき、3期視聴後には確信に変わりました。
◆キャラが魅力的
まず主人公の綾小路清隆の凄さを理解する事が出来ました。
この凄さというのは頭の良さや身体能力の高さについてでは無く、彼の内面的な部分です。
具体的な事はネタバレになるので言及を避けさせて頂きますが、ここまで自分がしっかりしてて、それを行動に移せる主人公はそうそうおりません。
あとは綾小路ガールズ女子の魅力が非常に高いという点です。
2期以降はキャラデザが変わって文句を言う方が多かった気がするのですが、見た目よりも内面的な部分に魅力を感じる事が多いのは私だけでしょうか？
澄ました顔をしていても訳ありな過去を持つ子が非常に多く、そういった闇的な処に惹かれてるのかもしれません。
中には引くほど闇が深過ぎる子もおりますけどもｗ
本作はハーレムモノというばそうなのかもしれませんが、全然そんな感じがしないのも特殊であり、評価しても良い点だと思います。
魅力的な女子が多い中、一際輝いて見えるのがこの軽井沢さんです。
竹達彩奈さん演じるツンデレキャラに隙はありません。
その軽井沢さんを手玉に取る悪い奴が綾小路清隆です。
本当に罪な男です。
ストーリー面やゲーム内容だけで評価するならば、依然低評価なのか変わりありませんが、それを覆すだけの魅力があるという事が伝わりましたら幸いです。
それでは、良きアニメライフをﾉｼ