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アニメ批評その132 地球防衛企業ダイ・ガード

※今回もechoさんに記事をお願いしました。

評価:★★★(ある意味リアルなスーパーロボット)


あらすじ

12年前突如現れたヘテロダイン(電磁波によって生じた未知の怪獣)に対抗する為開発された安保軍のロボット「ダイ・ガード」

しかし、12年間ヘテロダインは現れずダイ・ガードは無用の長物と化し、民間企業「株式会社21世紀警備保障」に移管されて企業のマスコット的扱いを受けていた。

『ダイ・ガード』
見た目は完全にスーパーロボットですが、ストーリー前半は装甲はトタン並みでちょっとした事でへこむ、腕がもげる、山間部を移動できずにトレーラーで移動して現地で組み立てると散々な扱いです。

当初は武装も無く、パンチをしてもげた腕をロケットパンチと叫びながら投げつけるなどネタには事欠きませんw
しかし、ダイ・ガードが対ヘテロダインに有効だと認められるにつれ主人公たちと共に成長していき、最終的には立派なスーパーロボットとして日本の平和を守ることになります。


赤木駿介(25)
ダイ・ガードのメインパイロットで主人公。
ダイ・ガードに乗るため安保軍の防衛大学に進学するが、卒業時には安保軍にダイ・ガードは無く、移管された21世紀警備保障に就職する。
理詰めよりも直感と感情で行動するタイプ。
次回予告での「サラリーマンだって平和を守れるんだ!」というセリフはこの作品のテーマとなっている。


桃井いぶき(20)
ダイ・ガードのデータ解析を担当する搭乗ナビゲーター。
ヘテロダインの研究をしていた父をヘテロダイン発生時に亡くしている(この辺りはエヴァの葛城ミサトに境遇が似ている
男勝りで勝気な性格。
本来ヒロインになりそうなポジションだがそういう話は無かったw


青山圭一郎(25)
ダイ・ガードの動力機関をコントロールする搭乗エンジニア。
クールな二枚目タイプ。
毎日定時で退社しているのは遊んでいる為と勘違いされているが、実は病弱な母親の介護をしており一時は退職も考えていた。
とある事件を契機にダイ・ガードに乗る理由を手に入れ、勇敢にヘテロダインに立ち向かっていくようになる。


城田志郎(31)
安保軍・戦術顧問
戦術アドバイザーとして21世紀警備保障に出向。
理詰めで合理的な戦術をとるため、赤木とは何度となく意見を衝突させた。
ストーリーの中盤からは赤木とは次第に心が通じ合い、信頼し合う関係になっていく。
キャラクターはどう見ても踊る大捜査線の室井さんw


本作は、踊る大捜査線や機動警察パトレイバーなどの影響を受けていて、リアルな描写が多くかなり異色のロボットアニメになります。
主人公たちとダイ・ガードはだんだんと成長していき、やがて平和を守る事を真剣に考えていきます。
特に最終回前の日常回「守りたいもの、なんですか?」は守るべき日常とは何かということを描いていて、このアニメを象徴するような話になっています。
私は非常に感銘を受けました。
大人こそ楽しめる隠れた名作だと思います。
ぜひ一度見て頂きたいアニメです。


それでは良きアニメライフを!

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