アニメ批評その1022 女神のカフェテラス
私が知らない内に週刊少年マガジンでこんなに叡智な漫画が連載されていたとは・・・
不覚でした。
echoさんから多くのスクショを頂きましたが、Googleの広告を剥がされそうなくらい叡智だったので、一部割愛させて頂きましたw
レビュアーはechoさんです。
評価:★★(五分の一の魅力)
概要
週刊少年マガジン連載中の漫画を原作としたアニメ。
舞台のモデルは、神奈川県にある三浦海岸。
祖母が残した喫茶店を舞台に、5人の女の子との共同生活を描くラブコメディ。
2023年4月毎日放送・TBS系列『スーパーアニメイズム』枠にて放送された。
第2期が2024年放送予定。
あらすじ
どこかの海辺にある、古びた喫茶店。
そこには…女神様がいるらしい――
ケンカ別れした祖母が遺した喫茶店「Familia」。
「赤字だらけの店、さっさと畳んで駐車場に建て替えよう」と主人公、粕壁隼が3年ぶりに帰省をするとそこには「おばあちゃんの家族」を語る見知らぬ5人のカワイイ女の子が!!
いきなり下着? 全裸!? ちょっとまて、誰が空き巣だ!
ここはオレの家だ! 絶対に追い出してやる!
最悪の出会いから、恋と家族の物語が始まるっ!
5人全員「正ヒロイン」の、夢のハーレム共同生活!
ヒロイン多すぎシーサイドラブコメ!!
週刊少年マガジンで連載中の漫画を原作にしたハーレムラブコメアニメです。
最近マガジン原作ではラブコメのヒット作が多く、特に五等分の花嫁の大ヒットが記憶に新しいところです。
本作も5人のヒロインとの共同生活がテーマになっていて、五等分の花嫁の影響を感じます。
ストーリーは祖母が亡くなり東大に通う主人公が、祖母が残した喫茶店にやって来るところから始まります。
その喫茶店では5人の美少女が住み込みでバイトをしていて、喫茶店の経営と美少女との共同生活がいきなり始まると言う展開です。
冒頭から割と無理やりな設定ですが、かなり力技な展開が多くリアリティが気になる人はちょっと楽しめないかもしれません。
最初から5人となし崩し的に共同生活が始まるのでキャラクターの印象も薄いまま始まる上に、主人公もヒロインも性格に難がある人ばかりなので、序盤は露骨なエロくらいしか引っかかる要素はありませんw
東大生なのにバカで嫌味な主人公、ヒステリックで突然キレ出す赤髪、腹黒で上から目線の茶髪、クールでそっけない金髪、おしとやかに見えて酒癖が悪く酔って脱ぎ出す緑髪。
青髪にいたってはつまらないギャグばかり言っていて、トラブルを起こしては自分の胸を揉ませてうやむやにしようとする筋肉バカで、最後までこいつは本当にヒロインなんだろうかと疑念がぬぐい切れなかったですw
五等分の花嫁にあやかって始まったラブコメなんでしょうけど、魅力も五分の一、キャラクターの印象も五分の一、ストーリーはかなり力技でそうはならんやろの連続と、今のところエロで釣るくらいしか無い印象です。
作画も逆の意味で安定の手塚プロダクションなのでさほど良くは無く、ヒロインの魅力が伝わらない原因かと思います。
後半、金髪の子のエピソードがなかなか良かったので少し持ち直してきたかなとは思いますが、緑髪と青髪はエロとギャグの為のにぎやかし要員になっているし、ストーリーもなかなか進まないので2期も大丈夫かなぁと思っています。
2期はすでに決定しているのでここから持ち直してくれれば良いのですが…。
五等分の花嫁と比べてしまうと粗が目立ちますが、ちょいエロハーレムラブコメとしては及第点だと思います。
こういうのが好きな人にはチェックしてみるのも良いかもしれません。
では、良きアニメライフを!