アニメ批評その1306 野原ひろし 昼メシの流儀

評価:★★★(領域展開)
概要
塚原洋一による日本の漫画作品。
臼井儀人原作の漫画『クレヨンしんちゃん』に登場する野原ひろしが主人公の公式スピンオフ作品である。
『まんがタウン』(双葉社)にて、2016年1月号より2024年1月号まで連載。
同誌の休刊により「まんがクレヨンしんちゃん.com」へ移籍した。
作中では、ひろしが「営業の外回りのため外食が多い」など、原作とは異なる独自の設定も存在する。
あらすじ
野原ひろし、35歳、妻子あり。秋田県出身、埼玉県在住。
双葉商事で営業職をしており「良い仕事は良い昼メシから」をモットーに、定番料理や流行の料理、海外の料理、日本の郷土料理、B級グルメまで様々な昼メシを求めて歩く。

これを『クレヨンしんちゃん』のスピンオフとして楽しめるかどうかは、その人次第です。

画のタッチを原作に寄せるべきでは?というご意見もありますが、低予算でも成立させる為に、こういった感じに仕上げるのは個人的にはアリだと思ってます。
◆本作の楽しみ方について

本作を純粋にスピンオフとして楽しむ事が出来ればそれに越した事は無いのですが、それがなかなか難しそうなのが悩み処であり、変わった楽しみ方をするコツだったりもします。

何と言うかですね、多くの方が抱いてそうなひろしのイメージとはかけ離れてそうな感じなんですよね。

控えめに言って、気持ち悪いですw
「こんなのひろしじゃない!」
そう感じる方がどうやら多い様です。
一応擁護的な意見を述べさせて頂きますと、普段我々が目にしているひろしは一家の父であり夫であるひろしです。

本作のひろしは社会人としての側面が強いひろしであり、特に昼飯に特化しておりますので、普段は見られない顔というか「ひろしにもこんな一面があるんだな」ぐらいの感覚で視聴すると気持ち悪さが薄れるかもしれません。

ごめんなさい
やっぱり気持ち悪さは拭えませんw

それではやはり本作は駄作で、楽しむ事が困難なのか?
いいえ、違います。
視点を変えてみましょう。

「この男は自認ひろしの異常者である」

こう考えると多少キモくても「まぁ自分がひろしだと思い込んでる異常者だし仕方無いかな」と思える様になります。

そう思える様になると、カメラ目線になった時に「怖っ!」ってなる時もあるのですが、そういった楽しみ方が出来るアニメは少ないので貴重な体験です(きっと)

それが難しいという方は、ニコニコ動画でコメントが表示されている状態で視聴すると気持ち悪さが笑いに変わるかもしれません。

料理の多くは実写で再現されてるのですが「超絶作画!」「まるで実写」というコメントにクスっとさせられます。
ニコ動で視聴しないと精神的にキツいというご意見をよく聞きます
◆別作品の印象が…

原作者の塚原先生は「パチラッチ」という漫画を描いておりまして、その主人公がひろしと被ってしまう時があります。

連載が17年も続いた漫画なので、私以外にもその面影を感じ取ってしまう方がおられるはずですw
◆クズキャラ

本作にはサザエさんのノリスケを上回ってそうなクズが登場します。

その名は川口。
ひろしの部下なのですが、仕事でのミスが多く、上司や得意先の人を度々怒らせます。
ひろしと一緒に昼食をとる際は、そのクズっぷりを存分に発揮してくれて面白いです。

ニコ動かそうでない処で観たかで評価の分かれるアニメですが、結果的に話題にはなりましたので、かなり悩みましたがアリよりの評価とさせて頂きます。

ニコ動では物凄い再生数だったそうですが、本当に賛否の分かれるアニメなので、視聴後に具合が悪くなっても責任はとれません^^;
1話目を観て「あっ…無理かも」と思ったら、すぐに視聴を断念された方が良いかもしれません。
それでは、良きアニメライフをノシ