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アニメ批評その409 虐殺器官

評価:★★(原作読まないと理解出来ないかも)

原作概要

『虐殺器官』(ぎゃくさつきかん、Genocidal Organ)は、日本の長編SF小説。

伊藤計劃のデビュー作品である。

2006年、第7回小松左京賞最終候補。2007年発表。

「ベストSF2007」国内篇第1位。

「ゼロ年代SFベスト」国内篇第1位。

2010年にハヤカワ文庫から文庫版が刊行された。

フジテレビ「ノイタミナムービー」第2弾「Project Itoh」の一環として『ハーモニー』『屍者の帝国』と共に劇場版アニメ化された。

また、月刊ニュータイプにてコミカライズが連載されている。

2016年にはアメリカで実写映画化されることが報じられた。

あらすじ

サラエボで発生した核爆弾テロによって世界中で戦争・テロが激化した結果、アメリカをはじめとする先進諸国は厳格な個人情報管理体制を構築しテロの脅威に対抗していた。

十数年後、先進諸国からテロの脅威が除かれた一方、後進国では内戦と民族対立により虐殺が横行するようになっていた。

事態を重く見たアメリカは新たに情報軍を創設し、各国の情報収集と戦争犯罪人の暗殺を行うようになった。

アメリカ情報軍に所属するクラヴィス・シェパード大尉は、後進国で虐殺を扇動しているとされるアメリカ人ジョン・ポールの暗殺を命令され、相棒のウィリアムズら特殊検索群i分遣隊と共にジョン・ポールの目撃情報のあるチェコのプラハに潜入する。

プラハに潜入したクラヴィスは、ジョン・ポールと交際関係にあったルツィア・シュクロウプの監視を行うが、次第に彼女に好意を抱くようになる。

ある日、クラヴィスはルツィアにクラブに誘われ、そこで政府の情報管理から外れた生活を送るルーシャスたちと出会った。

その帰路で、クラヴィスはジョン・ポールに協力するルーシャスら「計数されざる者」に襲撃され拘束されてしまう。

拘束されたクラヴィスはジョン・ポールと対面し、彼から「人間には虐殺を司る器官が存在し、器官を活性化させる“虐殺文法”が存在する」と聞かされる。

虐殺器官 - Wikipediaより抜粋


※グロ注意


超カッコいいSFアニメです(劇場版)
原作はとても面白いらしく、アニメの方も凄く引き込まれる様な話でした。
これは私個人の価値観というか好みになってしまうのですが、SF作品は小説ならストーリーが最も重要で、映像化した場合は実写なら未来的であればある程に良く、アニメ化した場合は未来的過ぎず現実的にあり得そうなくらいが丁度いいと思ってます。
本作は現代の科学では恐らく無理だとは思うのですが、実は可能かも?と思わせる位のテクノロジーだったりします。
そしてそれが超カッコいいのです。

そして戦闘シーンがとてもグロいリアルです。
グロ描写多めなので、苦手な方にはオススメ出来ません。
カッコいいアニメなのに★2評価の理由はグロ多めだからという事ではなく、初見だと理解出来ない可能性が高いからです。
私も視聴後、「多分こういう事だろうけど合ってるかな?」と思い、様々なレビューを読み漁りました。
結果的に私が思った通りではあったのですが、初見ではなかなか理解するのは難しいと思います。
「意味がわからなかった」
「2回観てようやく理解できた」

といった感想が多く、原作が好きな方からは、
「原作を読んでから視聴するのが良い」
「尺の関係か、所々端折ってるのでアニメから入った人にはわからないと思う」
「アニメ視聴後に原作で答え合わせをするのも面白い」

といったレビューが多く見られました。


私のアニメ批評記事では「原作未読」でも楽しめるかどうかも評価基準の一つです。
原作未読だと理解が追い付かないとか、ラストの結末の意味がわからないという作品を高評価する事は出来ません。
しかし映像に関してはかなりのクォリティーであり、原作をご存じの方であればかなりお楽しみ頂けるという点で最低評価は避け★2とさせて頂きました。
(個人的には楽しめました)


それでは、良きアニメライフをノシ

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