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アニメ批評その436 甘々と稲妻

評価:★★(子育てアニメ)

概要

『甘々と稲妻』(あまあまといなずま)は、雨隠ギドによる日本の漫画作品。

『good!アフタヌーン』(講談社)にて2013年3月号から2018年9月号にかけて、3回掲載後、1回休載というペースで連載された。

同年10月号から2019年1月号までは番外編(実質的には完結編)が連載された。

『このマンガがすごい!2014』オトコ編で8位を獲得

単行本の累計発行部数は290万部を突破している。

あらすじ

半年前に妻を亡くした高校教師犬塚公平は、男手ひとつで幼稚園に通っている幼い娘つむぎを育てていたが、料理がほとんどできないため、コンビニ弁当での食事や外食ばかりの日々を送っていた。

ある日、つむぎと出かけたお花見で、母にドタキャンされ泣きながらお弁当を食べていた女子高生・飯田小鳥と出会う。

彼女との出会いを経て、つむぎにまともな食事を食べさせてやりたいという想いに駆られた公平は、小鳥の母が経営する料理屋「恵」を訪ねる。

そこで、小鳥と一緒に炊いた土鍋のご飯をきっかけとして、3人で定期的に料理をするようになり、料理の楽しみに目覚めていく。

甘々と稲妻 - Wikipediaより抜粋


原作未読勢なので詳しくはわかりませんが、アニメ版には飯テロ要素はありません。
(無くは無いけど薄いです)

主人公の犬塚 公平です。
高校の数学教師で物語開始時点の半年前に妻を亡くし、娘のつむぎと2人暮らしです。
家事すべてを1人で行っており、つむぎのドレスをミシンで仕立て上げられる程度に裁縫は得意ですが、料理が全然できません。
中村悠一さんが演じておられるのですが、中村さんがお父さん役とか凄い新鮮に感じました。

公平の一人娘であり5歳の犬塚 つむぎちゃんです。
公平のことは「おとさん」と呼び、亡き母親は「ママ」と呼んでます。
母親の死を自分なりに理解しており、多忙な公平が食事を出来合いの弁当をメインにするのにもずっと耐えてました。

公平が副担任を務める1年A組の生徒の飯田 小鳥(cv.早見沙織)です。
母は料理研究家で小さいころから傍にいたため、料理についての知識は豊富で味覚も秀でております。
更に食いしん坊です。
しかし料理が全く出来ず、公平と一緒に腕を磨いていきます。


本作は子育てアニメなのですが、

「ロリは可愛い」という幻想を打ち砕かれます。
子を持つ親や、仕事で子供の面倒を見ている方なら共感が得られると思われますが、そういった経験の無い方が観るとかなりイライラしてしまうと思います。
・予想外の行動に出るロリ
・よくわからない理由でへそを曲げるロリ
・些細な事で大泣きするロリ
アニメやゲームに出てくるロリっ子は妙に頭が良く、可愛いというのが相場ですが、本作は非常にリアルに作り込まれております。
観る人によっては「可愛い!」「凄くわかる!」となるのですが、逆に「くっそムカつく!」「意味がわからん!」と思われる方が少なくはなさそうです。
料理や子育て初心者のお父さん(公平)の手際の悪さについても、かなりイライラさせられると思います。
漫画が人気なのにアニメが不人気だった理由はそこにある気がします。
けっしてアニメの出来が悪かった訳ではありません。
本作は「子持ち」or「子供の世話をした事がある」方にのみオススメとさせて頂きます。
私は子持ちではありませんが、仕事で子供の世話をした事がある為多少は理解がありまして楽しむ事が出来ました。
微笑ましい気持ちで観れるか、「何が面白いの?」という気持ちで観るかの違いはとても大きいです。
総合的な評価は人を選ぶという点で★2とさせて頂きますが、観る方によってはかなりの傑作という評価になると思います。

それでは、良きアニメライフをノシ

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