アニメ批評その417 プリキュアオールスターズNewStage
先週はプリキュアの記事はお休みでしたが、今回は劇場版です。
書いてくれたのは勿論水曜日担当のechoさんです。
評価:★★★(女の子は誰でもプリキュアになれる)
概要
プリキュアオールスターズNewStageは、プリキュアシリーズの歴代作品のクロスオーバー作品。
キャッチコピーは「女の子は誰でもプリキュアになれる!!プリキュアオールスターズ、新たなるステージへ――」
『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』で完結した従来の「『DX』シリーズ」に代わり「新たな展開」として本作品の制作・上映が発表された。
本作品では『DX3』で登場したプリキュアに加え『スマイルプリキュア!』、そして本作品オリジナルのキャラクターで、シリーズで初めて映画限定のプリキュアとして登場する「キュアエコー」を含めた29人のプリキュアが登場する。
前作と同様に、新規参戦の『スマイル』はこれまでのプリキュアと関係性を持っておらず、妖精同士のみが既に知り合っているという状態でスタートし、劇中で『スマイル』は他のプリキュアの存在を知っていくようになる。
本作品でも鑑賞者参加型システムが行われ、中学生以下の子供には「ミラクルデコルライト」が配られた。
全国172スクリーンという規模での公開ながら、2012年3月17、18日の初日2日間で興収1億9,543万500円、動員17万5,268人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第3位となった。
春休みのお楽しみ、劇場版プリキュアのオールスター作品です。
プリキュアオールスターズは3年に1度リニューアルされるのですが、「DX」シリーズに続く3作品が「NewStage」シリーズとなります。
「NewStage」ではスマイルプリキュアが、
「NewStage2」ではドキドキプリキュアが、
「NewStage3」ではハピネスチャージプリキュアが新たにオールスターズの仲間入りを果たしています。
当然歴代プリキュアが大集合するだけでもお祭り騒ぎのオールスターズですが、「NewStage」シリーズでは3作品を通してある仕掛けがあります。
キュアエコーこと坂上あゆみ(cv.能登麻美子)ちゃんです。
第1作ではプリキュアに憧れる普通の女の子だったあゆみちゃんが、たまたま友達になったフーちゃん(DXシリーズで倒された悪の怪物のかけら)を助けるために映画限定のプリキュア「キュアエコー」に変身します。
第2作ではあゆみちゃんはお休みです。
プリキュアのパートナー妖精に憧れる妖精、グレルとエンエンが登場します。
そして第3作、プリキュアオールスターズのピンチに表れたあゆみちゃんが、グレル、エンエンに導かれてキュアエコーに変身。
プリキュアたちのピンチを救うという熱い展開が待っています。
こうして映画限定のレアなプリキュア「キュアエコー」が誕生した記念すべきシリーズが「NewStage」シリーズなのです。
プリキュアに憧れる女の子は誰でもプリキュアになれるという女児の夢をかなえた「NewStage」シリーズ。
プリキュアオールスターズの中でもお勧めのシリーズです。
ぜひご覧になって下さい。
では良きプリキュアライフを!