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アニメ批評その528 星合の空

評価:★(1クールは無理があった)

概要

『星合の空』(ほしあいのそら)は、赤根和樹原作・監督・脚本、エイトビット制作による日本のオリジナルテレビアニメ作品。

2019年10月から12月までTBSテレビ『アニメリコ』枠ほかにて放送された。

本作では、廃部寸前の男子中学ソフトテニス部を舞台に、ソフトテニスを通した様々な想いを胸に抱く少年たちの青春ストーリーが描かれる。

主人公の2人を始めとして、主要人物の多くが家族の性格や家庭環境になんらかの問題を抱えており、本作における重要なテーマの一つとなっている。

あらすじ

中学2年生の桂木眞己は母親と引っ越しして、志城南中(しじょうみなみちゅう)に転校、幼馴染だった新城柊真と再会する。

男子ソフトテニス部で部長をしている柊真は、廃部の危機を乗り越えるべく奮闘、運動神経のいい眞己に目をつける。

だが、母子家庭の眞己は家事で忙しく、入部を一蹴。柊真から「入部してくれたら月1万円、試合に勝ったら1万円、合計4万円金を払う」という約束で、眞己はソフトテニス部に入部。

夏の大会で最低一勝することを目標に、二人はペアを組むことになる。

ソフトテニス部の部員たちは眞己の入部に冷ややかだったが、眞己の並外れた運動神経やセンス、ペアを変更するアイデアに次第に乗り気になり、練習に取り組むようになる。

顧問の桜井も後輩のツテで強豪・御崎学園との練習試合を組むなど、部活に積極的に関わるようになる。

部員たちはそれぞれ親子関係に事情を抱えていた。

夏季大会予選前、曽我翅は父親と口論になった際、階段から落ちて右腕を骨折、竹ノ内晋吾とのペアでの出場を断念する。

予選がはじまり、布津凜太朗・雨野樹、石上太洋・月ノ瀬直央ペアは一回戦で敗退するも、新城・桂木ペアは旗の丘中の日下部ジョイを破り一勝を果たす。

続く二回戦、三回戦と勝ち進み、五瀬 陸・穹ペアには肉薄したものの敗退。

それでも部員たちはこれまでの健闘を喜び合う。

星合の空 - Wikipediaより抜粋

主人公の桂木 眞己くん(中二)です。
抜群の運動神経とセンスから、廃部に迫られているソフトテニス部に入るよう柊真に勧誘され、「入部してくれたら月1万円、試合に勝ったら1万円、合計4万円金を払う」という条件で入部します。

本作の良い所

ソフトテニスをしているシーンがしっかりと描かれてます。
非常に丁寧です。
本格的なスポーツアニメという評価をして差しさわりないと思います。
ヤル気の無い部員を徐々にその気にさせる主人公の手腕もなかなかのモノです。

複雑な家庭環境の子が多数登場します。
子供の成長に家庭環境の影響は絶大だという事がわかりやすく表現されてます。
学校内のシーンと家庭内のシーンの対比が本作を面白くしているのだと思います。

本作の悪い所

EDのダンスが丸パクリで公式が謝罪する羽目になりました。
何故躍らせたのか?
何故パクったのか?
理解に苦しみます^^;
本作を悪い意味で有名にしてしまいました。

鬱展開が多いのが本作の醍醐味です。
私は大好物ですが、かなり人を選びますので、この点は短所としておきます。

実はこの作品当初は2クール24話でヤル予定だったみたいです。
放送前にスポンサーの降板や赤根監督に声をかけたテレビ局のプロデューサーが異動した事が主な原因で1クール12話で打ち切りとなってしまいました。
物語はあくまで24話を前提に描かれてますので、1クール目のラストは「え!この後どうなんの!?」という所で終わってます。
監督は続編の制作を希望してますが、現在の円盤の売上や風評ではかなり厳しい見通しです。
今視聴するとモヤモヤした気持ちのまま終わってしまいますので、私は視聴をオススメしません。

Special Fan movie
続編と思いきや、タダのPVです。
ファンの方からすると嬉しかったのかもしれませんが、こんなん見せられたら続編の制作がより絶望的である事がわかってしまいます。
良い作品だと思うのですが、様々な要因が重なった不幸な作品です。
監督、及び関係者に同情を禁じ得ませんが、続編が厳しい見通しなので評価は★1です。
ごめんなさい。


それでは、良きアニメライフをノシ

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