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アニメ批評その537 DYNAMIC CHORD

評価:★(ダイナミック作画)

概要

『DYNAMIC CHORD』(ダイナミックコード)は、アスガルドより発売されている乙女ゲームシリーズ。

アニメはゲーム版とは違い恋愛要素はなく、合同のクリスマスコンサートを開くこととなった4組のバンドの苦悩や成長を、3話ずつの4部構成で描く。
ここまで書くと、一般的なバンドアニメに見えるが…

※今回の記事はDYNAMIC CHORD(アニメ) - 膨大なページ数 Wiki*からの抜粋多めです。


ゲームジャンル→甘く激しく魂震えるバンド恋愛ADV
何か凄そうですね!
そんな本作の凄さを以下に記します。

これぞダイナミック

そのダイナミックと形容するしかない低クオリティな作風が話題となり、ニコニコ動画を中心にネタアニメとして人気になります(『平成のチャー研』とも呼ばれたり)
例として、
・意味不明かつ唐突な展開
・度重なる作画ミス(作画崩壊)
・どこかズレている演出

などがあり、しかもこれが一挙に襲いかかってくる訳です。

ダイナミック伝説

キャラやバンドの紹介がほとんどない
本編ではアニメオリジナルキャラクターである大学生カメラマンの道明寺辰哉が自己紹介をしており視聴者も名前を覚えられたかもですが、それ以外のメインキャラの紹介が一切ありませんでした。
唯一キャラ紹介があるOPではキャラクターの絵と共に名前がでてくるものの、名前が背景やクレジットと被りまくっており、かなり見づらい上に一瞬しか映らない為キャラ名が分からない視聴者が続出。
結果として、ネット上で勝手にあだ名を付けられる事になりましたw
尺稼ぎが多すぎる
演出や回想シーンを多用した結果、展開が分かりづらくなってます。
しかも急展開やご都合展開も多いです。
『平成のチャー研』たる所以である。
バンドアニメなのに演奏シーンがしょぼい
「Frashアニメ」と揶揄されるほど動きが少なく、その動きもパーカーの紐だけが不自然に動くなどツッコミどころ満載。
しかも同じシーンを使い回します。

こうして見ると作画はとても良さげです。

街並みもかなり綺麗に描かれてます。
しかし、これが大問題だったりします。
実はメインキャラクター達が所属している事務所、またはその周辺の建物が毎回変化するのです。
適当もいい所です。

街並みといえばコレもです。
ぱっと見わかりずらいかもしれませんが、カフェがデカすぎて歩道をふさいでいるのです。こんな建築が許されるはずがありません。

これは天井から伸びているシートベルトのシーンです。
こういった違和感を見つける事が本作の楽しみ方となっております。

キャラの顔がシーンごとに変わるとかもありまして、「お前だれ!?」と焦る事も多々あります。
まさにダイナミック!


他にもツッコミどころ満載なのですが、全部書いてしまうとネタバレが過ぎるので自重します。
DVD版ではおかしな個所や作画崩壊が修正されている様なので、お楽しみ度が減ってしまってます。
可能であればニコニコ動画辺りで修正前の方をご視聴頂ければと思います。
家具や家電の大きさがおかしいとか、超絶どうでもいい所が作画力高いぞとか、ツッコミどころ満載の楽しい作品ですが、評価は最低の★1です。
原作のゲームの売上がどのくらいだったのかは存じませんが、CDの売上は種類が出ている割に残念な感じだったので、乙女ゲーとしての需要も然程高く無かったのかもしれません。
ネタ枠としてお楽しみ下さいませ。


それでは、良きアニメライフをノシ

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