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アニメ批評その564 恋は雨上がりのように

青春を忘れてしまったおじさんの私です。
そんな私の様な薄汚れた疲れたオッサンに必要なんじゃないか?という作品のレビューです。
※レビュアーは水曜日担当のechoさんです。

評価:★★★(恋愛をテーマに失われた青春を取り戻す物語)

概要

『恋は雨上がりのように』は、眉月じゅんによる日本の漫画を原作としたアニメ。

2018年フジテレビ「ノイタミナ」枠で放送された。

あらすじ

高校2年生の橘あきらは、アキレス腱のケガで陸上の夢を絶たれてしまう。

偶然入ったファミレスで放心しているところに、優しく声をかけてくれたのは店長の近藤正己だった。

それをきっかけにあきらは、ファミレスでのバイトを始める。

バツイチ子持ちで、ずっと年上の近藤に密かな恋心を抱いて…。

あきらの一見クールな佇まいと17歳という若さに、好意をもたれているとは思いもしない近藤。

しかし近藤への想いを抑えきれなくなったあきらはついに近藤に告白する。

近藤は、そんな真っ直ぐな想いを、受け止めることができず―

ふたりに訪れる、人生の雨宿りの物語。

橘 あきら
17歳の女子高生。
高校で陸上部のエースとして活躍していたが、大怪我を負い部活に顔を出さなくなる。
失意の中、たまたま雨宿りで立ち入った『ガーデン元住吉店』で店長・近藤とのやり取りで密かな恋心を抱くようになり、ファミレスでアルバイトを始める。
感情表現に乏しく寡黙。あきら自身はそのつもりはなくても周囲から見ればしばしば「怒っている」と誤解される。

近藤 正己
『ガーデン』で店長を務める45歳の男性。
バツイチで、別れた妻との間に息子が1人いる。
小説家を志望していた時期があり、40代となった今でも夢を捨てきれず密かに執筆を続けている。
日頃から頭に寝ぐせが付いていたり、制服のズボンのチャックをうっかり閉め忘れていたりと、典型的な“冴えないオジサン”。
あきらの好意には当初まったく気が付いておらず、雨の降りしきる中ずぶ濡れで現れたあきらに真っすぐな気持ちをぶつけられ、彼女の想いを知ることとなる。


さえないおじさんとクール系女子高生との恋愛ドラマです。
さわやかでちょっと切ないノイタミナ枠らしいアニメです。
陸上部のエースでケガで陸上を辞めてしまったあきらは、ふと立ち寄ったファミレスで暖かく声を掛けてくれた近藤に恋をしてしまいます。
近藤は若いころ純文学の小説家を志していて、夢破れてファミレスで店長をするバツイチ子持ちのさえないおじさん。
まっすぐに思いをぶつけてくるあきらに対して、傷つけたくない、傷つきたくない近藤は煮え切らない態度を取り続けます。
そんなあきらのまっすぐな思いを見ているうちに、近藤は若いころの思いを取り戻していきます。


このアニメは恋愛ドラマではあるんですが、二人が失ったもの取り戻していく青春ドラマと言った方が正しいような気がします。
あきらのまっすぐな思いは爽やかで、恋愛もプラトニックの行きますので見やすいですし、話数も全13話と短いので気軽に見られます。
後半ちょっと文学的な表現が多くなっていきますが、近藤のキャラクターに合わせての演出と思えば気にならないです。
恋愛ドラマが好きな人、そして青春を忘れてしまったおじさんにもおすすめですw
では、良きアニメライフを!

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