アニメ批評その656 アクセル・ワールド
評価:★★(アバターがダサい)
概要
『アクセル・ワールド』は、川原礫による日本のライトノベル。
イラストはHIMAが担当。
電撃文庫(アスキー・メディアワークス→KADOKAWA)より、2009年2月から刊行されている。略称は「AW」。
第15回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作。小説投稿サイト『Arcadia』にて攻打引(せめだいん)名義で『超絶加速バースト・リンカー』(ちょうぜつかそくバーストリンカー)というタイトルで発表されたのが初出で、その際タイトルが不評だったため改題のうえで応募された。
2016年7月の時点でシリーズ累計発行部数は570万部を突破している。
2011年10月にアニメ化(は2012年4月から9月まで放送)とゲーム化が発表された。
さらに2016年7月には劇場アニメ『INFINITE∞BURST』が公開された。
あらすじ
2046年、ニューロリンカーというウェアラブルコンピュータを用いることで生活の半ばが仮想ネットワーク上で行われるようになっても、未だ人が現実社会の軛から逃れられずにいる世界。
東京都杉並区にある私立梅郷中学校に通う少年ハルユキは、小柄かつ肥満体型と内向的な性格から、幼少期の頃よりいじめや嘲りの対象となり、辛い日々を送っていた。
いじめは中学に入学してからも収まらず、ハルユキは嫌な現実を呪いながら学内ローカルネットの片隅に設置されているスカッシュゲームのスコアを伸ばすだけの日々を送っていた。
そんなある日、ハルユキは副生徒会長を務め周囲から羨望の眼差しを受ける美貌の上級生黒雪姫から謎めいた言葉を告げられる。
「もっと先へ――『加速』したくはないか、少年」
戸惑いながらも黒雪姫の誘いに応じたハルユキは、有線直結通信で謎のアプリケーションソフト「ブレイン・バースト」をインストールされる。
それはニューロリンカーの量子接続に作用し、思考を一千倍に加速するという驚くべきアプリケーションだった。
こうして、ブレイン・バーストのプレイヤー「バーストリンカー」になったハルユキは、デュエルアバター「シルバー・クロウ」を操り、もう一つの世界である「加速世界(アクセル・ワールド)」で繰り広げられる戦いに身を投じていく。
本作はソードアート・オンライン(以下SAO)と原作者が一緒な上に、設定等も一部SAOを引き継いでおります。
原作はまだ続いておりまして設定だけでは無くもしかしたら・・・
という考察が色々あるのですが、その辺はネタバレになりそうなので伏せさせて頂きます。
何にせよSAOと繋がりがあると思って頂いて結構です。
SAO大好きな私は当然本作に多大な期待を寄せました。
円盤の売上も結構良かったみたいです(平均8000枚位)
なのですが、どうしてもキャラデザを受け入れる事が出来ません。
ヒロインはいいんですよ、不満は全くありません。
主人公がコレです。
個性的といえば聞こえはいいですが、SAOのキリトさんと比べると余りにも残念です。
悪い子では無いのですがウジウジした性格には好感が持てませんし、こんな感じで持ち味がスピードというのもどうなのかなぁ・・・と思ってしまう訳です。
現実世界の身体能力が低くてもゲームの反応速度がピカイチという設定は理解出来ますし、主人公はイケメンが定番という中でこういったキャラで来るのは斬新で良いと思います。
しかし、どうしてもこのキャラを主人公と認めたく無い自分がいるのと、この件に関しては否定的な意見も多いのでここは冒険しなくても良かったのかな?と思ってます。
アバターその1です。
主人公はブタで、まぁ可愛らしくも見えるのでまぁ・・・まぁまぁどうにか許せます。
アバターその2です。
左の黒いのがヒロインで、右の白いのが主人公です。
この二人は比較的カッコいい方なのですが、
他の大体のキャラがカッコ悪いです。
SAOと繋がりがあるといってもキリトさん達がヤってたゲームとはかなり異なるので、アバターのデザインや戦闘システムが全然違うのは仕方が無いのですが、それにしても全くもってカッコよさも面白さも感じられないのは私の感性がおかしいのでしょうか?
SAOとかの事を考えなくても駄作では無いにせよ面白い作品だとは思えないのです。
唯一褒めるべき点があるとしたらヒロインの黒雪姫は可憐で可愛いのですが・・・
中の人が最近バクシンしているせいで、そのイメージすらも私の中では消え失せてしまいました^^;
あとアカン点として黒雪姫以外の女性キャラの好感度が低いです(マイセン調べ)
生意気なクソガキとクソビッチが主要キャラなのがどうにもこうにもです。
特にクソビッチの方は私が嫌いな女性キャラベスト10に入ります。
アクセル・ワールド OP
コチラのOPをご覧になって頂ければ何となくおわかり頂けるかと思います。
SAOは好きだけど本作は未視聴という方なら微妙に感じるのでは無いでしょうか?
実際本作の評判は高評価と低評価とに二分化されている感じで「好きでも嫌いでも無い」という方は少なそうです。
本作がお好きな方には申し訳無いのですが、SAOの流れを汲む設定に惹かれている方が多い印象を受けます。
結局の所SAOが好き過ぎて、本作も良く見えてしまってるだけなのでは無いでしょうか?
設定を褒める方が多いのですが、SAOと違ってわかりずらいという意見も多数お見かけします。
キャラデザも含め、その点は好評とは言い難いので観る人を選ぶ作品と結論付けさせて頂きます。
ここまでディス捲りでしたが、アニメのクォリティーが低い訳でも不人気な訳でもない為、最低評価は避け★2とさせて頂きます。
それでは、良きアニメライフをノシ