よく「もう日本でも中華ソシャゲが覇権を獲っている」と宣う方がいらっしゃるのですが、それは嘘です。

実際の売上はこんな感じで、トップ10入りしている中華ゲーは8位の原神ぐらいのモノです。
こういったデータを見せると「コミケの広告は中華ゲーしか無かった」とか「私の周りでは中華ゲーしかプレイヤーがいない」と言い出す始末です。
馬鹿なんですかねｗ？
twitterでお見かけした「コミケの広告は中華ゲーしか無かった」とツイートした方は、国産ゲーの広告がそれ以上にあった事を指摘されてましたし、コミケの広告だけで判断するのは早計です。
「私の周りでは〜」って、貴方は数十万人のお友達がいらっしゃるのですか？と問いたいです。
中華ソシャゲが覇権を獲ってると言ってる方は無知な方か工作員の二択なので、それは売上やプレイヤー数を盾に馬鹿にしてやればいいと思います。

◆この先は分からない

「中華ソシャゲは覇権を握っていない」というのは事実ですが、それは今現在の話です。
私は数年前から中華ソシャゲの脅威に怯えておりまして、国内の企業が意識を高めないと何れ抜かれると思ってます。

原神が人気ゲームである事は多くの方がご存じでしょうが、中国ではこれに似たモノを数多く制作していると聞いております。
今後のソシャゲは半端な予算では生き残る事が難しく、リスクはあるけど数十億〜百億円規模のプロジェクトで無いと人気は獲れないと言われております。

そんな中、日本の企業はどーなの？という話になりますと、30億規模のプロジェクトをこかしたサクラ革命のせいで、多くの企業がビビってしまってるという話をよく聞きます。
サイゲームズの様に思い切った事の出来る企業が増えてくれれば良いのですが、最近はソシャゲもネトゲも半端な出来で当然の様に失敗するケースが多いので、私の様な素人が分かる範囲で考えますと「近い将来日本は中華ソシャゲにヤラれてしまうだろう」と思ってしまいます。

◆商売上手

放置少女というゲームがリリースされた時に私は売れないと思ってたのですが、実際は人気ゲーとなり、売上も1000億円を突破しております。
開発コストや運営費は安そうなので、単純にウマ娘の様なゲームと比較する事は出来ず、コスパにおいては最強クラスです。
この放置少女が売れた最大の要因は広告の出し方の上手さだと言われており、ファンの方やプレイヤーには申し訳無いのですがゲームの出来が良かったからではありません。
どこにでもある放置ゲーで、この手のゲームが1000億規模の売上を出す事はなかなか難しいのですが、それを実現した要因については国内の企業は見習って欲しい処です。

youtubeでよく観る謎広告も中華ゲーが多いです。
少し前の話になりますが、中華ゲーは宣伝に力を入れる事が多く、国内の企業では考えられない様な広告費を使う事があります。
例えば3億円で制作したゲームに1億の宣伝費を使い、3カ月で元を取ったら仮に1年でサ終しても全然儲かるといった感じです。
更にそのサ終したゲームのシステムを再利用し、キャラクターだけ変えて再リリースという事も行います。
その際は開発費が1億円以内で済んでも、宣伝費はやはり1億円使うそうです。
それでまた3.4カ月で元を取って、1.2年でサ終すると。
このヤリ方で利益を出している中華企業が多く、今では何とも言えませんが少し前だったらyoutubeに広告を出す事により面白い様に情弱が釣れたとの事です。
中華ゲーは寿命が短いと言われがちですが、このスタイルで集金しているゲームが多いので、寿命は短くてもしっかりと利益は獲れているのです。

それに対して国内の企業は、数億円もかけて制作したゲームに対して宣伝費は数百万円規模とふざけた宣伝費しか使っていないモノも多数あります。
会社の規模はデカいのに未だに宣伝費をケチってるゲームもありますが、中国から学ぶべき点は多いので学習して欲しいです。

◆今回の記事について

めちゃんこふわっとした記事になりましたが、概ねこんな感じです。
詳しく調べたい方はyoutubeで、
・爆死したソシャゲについて
・中華ゲーのヤリ口について
・国産と中華ソシャゲの違いについて
などの動画をご覧になって下さい。
色々参考になる動画を貼ろうかと思ってたのですが、数が多過ぎたので断念しました。
要は、
「現在の覇権ソシャゲは国産ばかりだが、この先は中華に侵食されそう」
という事です。
まぁ別に面白ければ中華ゲーでもいいんじゃね？と思わなくも無いのですが、その手の話に疎い方向けに書かせて頂きました。
ご参考になりましたら幸いです。
それでは、またﾉｼ

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