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アニメ批評その347 空挺ドラゴンズ
評価：★★★(美食アニメ？)
龍と呼ばれる生物が棲息する世界観を舞台に、龍を狩って生計を立てる「龍捕り」たちを描く群像劇です。
主人公のミカ(cv.前野智昭)
普段は無気力かつ不真面目な態度を取ることが多いが、大好物の龍を食すことになると途端に活気づき、豊富な知識と経験を活かし一撃で致命傷を与える武器を使用した狩りを行います。
龍を一番食べることができる龍捕りとしての生活を好む一方で、龍を一方的に狩猟されるだけの存在ではないとも認識しており、龍捕りが生半可な覚悟では行えないとも理解しています。
でも毎回無茶しますｗ
タキタ(cv.雨宮天)
龍捕りになって日の浅い女性隊員。
明るく闊達な性格で、先輩船員たちから教えを請いながら、龍捕りとして成長していきます。
最初から登場人物は多いのですが、魅力的なキャラが多い印象です。
(ジローとヴァナベルが好きです)
名前とか覚えなくても、各キャラの役割とかは徐々にわかっていくので心配ありません。
本作の見どころは龍を捕獲するシーンだけではありません。
捕獲した龍を用いた料理を作るグルメ要素や、登場人物たちの日常生活を取り上げる日常系の要素も持ち合わせております。
ファンタジーな世界観でありながら、設定はかなりリアルに創り込まれており、「女性でも長期間船に乗っていたら臭くなる」といった描写も良いと感じました。
フルCGのアニメですが、作画面が悪いとかしょぼいとかは全く感じさせません。
人間が魔法を使ってモンスターを狩ったり、空を飛んだりするファンタジーも好きではありますが、こういったリアル指向のファンタジーも面白いモノです。
ありきたりなファンタジー作品に飽きた方には是非オススメです。
予想外の飯テロシーンもありますので、その点だけはご注意下さいｗ
それでは、良きアニメライフをﾉｼ