アニメ批評その371 ついでにとんちんかん
評価:★(子供の頃は超面白いと感じました)
概要
『ついでにとんちんかん』は、えんどコイチによる日本の少年向けギャグ漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメである。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1984年49号・50号にそれぞれ読切作品として掲載された後、1985年14号から1989年22号まで連載。
雑誌連載時の話数単位は「アホ その○」。
単行本は全18巻。文庫版は全6巻。
文庫版は傑作選形式で収録されている。
作者のえんどコイチによると、ギャグ漫画を描いてみたいという想いから、『週刊少年ジャンプ』に見せる3本ある漫画の1本をギャグにしたが、その漫画を見た茨木政彦に「つまらない」と断られた。
その後、テレビを見ながら仕事をしていた際、「怪盗モノのギャグは面白そう」とアイデアを思い付くが、当時『週刊少年ジャンプ』で連載していた北条司の「キャッツ・アイ」と怪盗ネタが被るという理由からアイデアを保留、「キャッツ・アイ」の連載終了後にアイデアを編集部に持ち込み、そのまま連載が決定したという。
連載当初は、追出仁(ついでに)町(アニメでは礼院棒(れいんぼう)町)を舞台に「怪盗とんちんかん」が大富豪の邸宅にあるゴミに等しいものをわざわざ予告状まで出して盗み出す、ドタバタなギャグストーリーだった。その後、次第に学園もの・各キャラクターに焦点を合わせた話などにシフトし、盗みに関する話は少なくなる。
そのことを自身でネタにもしており、珍しく盗みの話が連続すると「二週続けて盗みネタが…」と編集者が出てきて言う場面もある。
えんどは連載終了後、当作品のヒットで「コイチはギャグ作家」と読者から認識されるのを快く思っていなかったと明かしている。
えんど自身はあくまでも「ギャグも描ける作家」であると認識してほしかったらしく、単行本では同時期に連載していた人情漫画の『死神くん』を何度か宣伝している。
また、当作に死神くん自身がゲスト出演した回もあった。
間 抜作(あいだ ぬけさく)
こう見えても主人公です。
私が子供の頃、非常に人気のあったキャラでした。
凄く描きやすかったので、学校の塀に抜作の落書きをして怒られた思い出があります。
天地 無用
通称「天地くん」。
抜作に勝るとも劣らない「アホ」で、こう見えても警察官です。
怪盗パートと学園パートとありましたが、どちらもしょーもないギャグばかりで非常にくだらなくて、当時は凄く面白く感じました。
当時は奇面組と並んでギャグ作品としては最高峰だったと思います。
しかし奇面組同様30年以上前の作品なので、今観ても面白く無いというか、ただ寒いだけだと思います。
30年以上前に間 抜作というキャラが人気だったという事だけ覚えて頂けましたら幸いです。
それでは、良きアニメライフをノシ