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アニメ批評その372 うみねこのなく頃に

評価:★(打ち切りで謎が解けずに終わり)


原作概要

『うみねこのなく頃に』(うみねこのなくころに)は、同人サークル07th Expansionが製作し、ショップなどの流通販路で商業販売している同人ゲームである。

07th Expansionの第一作目である『ひぐらしのなく頃に』の血脈を受け継ぎつつ、全く別の世界設定の作品になっている。

ミステリ小説の名作「そして誰もいなくなった」のストーリーを下敷きにしながら、「嵐の孤島」「遺産を巡る争い」「洋館」「連続殺人」「予告状」「肖像画の碑文」「謎の怪人物」「不可解な怪現象」など、典型的なクローズド・サークルものの本格推理小説のオマージュが多数盛り込まれている。


シナリオおよびキャラクターデザインを担当する竜騎士07は今作が公式に発表される以前から、『ひぐらし』に続く次回作について「同じ舞台を何回も巻きもどして繰り返していく、それらを重ねて見ることで一本のシナリオでは見えないものが見えてくる」という“多層世界もの”とすることを早くから明言している。

なお、今作では「推理をしても解かせる気など全くない。それでも魔女の仕業だと認めずに立ち向かう、あなたを屈服させるために用意した」とあらかじめ断りを入れており、「難易度の上昇を図っている」と述べている。


また、本作では自分の力で考えた読者のみが真相に辿りつけるよう、簡単に人に説明が出来る(すぐにネタバレできる)ような明確な答えの出し方はしないとも述べている。

実際、本編のラストであるepisode8においても、作中における現実と創作(作中作)の境界は非常に曖昧なままであり、「何が真実で、どこまでが現実であるか」「何が(作者の想定する解答において)解くべき、解ける謎なのか」は読者の考察に委ねられている(ただし、竜騎士07自身は「考えることを止めなければ真相に辿り着くことはでき、実際に辿り着いた人もいる」としている)。これについて竜騎士07は「自力で真相に辿り着いた人の名誉を守るため」としている。

あらすじ

時は、1986年10月4日。

舞台となるは、大富豪の右代宮(うしろみや)家が領有する伊豆諸島の六軒島。

年に一度の親族会議を行う為に、当家の親族達が集結しつつあった。

一見和やかに、久しぶりの再会を楽しむ親族たち。

しかし、島で待っているのは「当主死亡後の財産分割問題」という、親族同士に暗雲を呼び込む議題。かつて当主が、島に隠れ住んでいるとされる魔女ベアトリーチェから、資金調達の担保の為に授けられたとされる10トンの金塊を巡って、長男の横領を疑う親族たち。

それに対して、親族たちの困窮を見透かすかのように、反撃に出る長男。さらに余命の迫った当主は、自らの命だけでなく、親族郎党・資産の全てを生贄として捧げ、最愛の魔女ベアトリーチェの復活を願っていた。

そして、まるで彼らを閉じ込めるかのように、島は台風によって外部から隔絶され、巨大な「密室」と化してしまう。

魔法陣が描かれた殺人現場から、次々と新たな犠牲者が出ていく中、欲望と疑心の渦巻く六軒島に、魔女ベアトリーチェからの予告状が続々と届けられていくのであった。

はたして、これらは人間の起こした連続密室殺人なのか、それとも魔女の魔法によるファンタジーなのか。

うみねこのなく頃に - Wikipediaより抜粋

こちらの続編として注目を集めた「うみねこのなく頃に」ですが、途中から人気が失墜しアニメも中途半端な所で終わってしまいました。
原作が失敗した理由は、シナリオデザインの竜騎士07氏がユーザーと揉めて散々煽った上に多くの方が納得いかないシナリオで完結したからです。
個人的には嫌いではない終わり方だったのですが、終わり方が納得出来ない方以外にも意味が理解出来ない!という方も多く、ユーザーの求めるモノではなかったのだと思います。
「愛がなければ視えない」という台詞に強い共感を覚えましたし、ひぐらしのキャラが登場した時にはテンションが爆上がりした思い出があります。
本作が駄作では無いと仮定するならば、竜騎士07氏の対応に問題があり、それがきっかけで作品の評判が悪くなってしまったと思わざるを得ません。
「駄作では無いし俺は正しい」というスタンスは矛盾していると思います。

気を取り直して作品の紹介をさせて頂きます。
主人公の右代宮 戦人
名前の読み方は「うしろみや ばとら」です。
他の登場人物の名前も凄い人ばかりです。
右代宮 留弗夫(うしろみや るどるふ)とか右代宮 朱志香(うしろみや じぇしか)等
戦人くんは知識豊富で行動力と根性がある高校生です。

魔女のベアトリーチェです。
ひぐらしでは終盤に羽入が登場しますが、ベアトリーチェは序盤から登場します。
他にも魔女が出てくるのですが、ネタバレはこのくらいにしておきます。


一部のセリフに自主規制音が入ったり、一部のシーンにモザイク処理がある本作ですが、良くも悪くもショッキングなシーンがあります。
原作はひぐらし同様に謎かけ編と回答編があるのですが、アニメ版は謎をかけ捲って回答無しで終わってしまいます。
まぁ円盤は絶望的に売れてまくて、原作も炎上していたら続編の制作は難しいですよねぇ・・・
完結させて欲しかったです。

うみねこのなく頃に EP1~EP8 OP集
コチラは原作のOP集ですが、当時は大好き過ぎて日に100回位聴いていた時期もありました。

続きが気になる方には漫画版をオススメします。
ゲーム版よりも謎解きが親切に描かれてます。
ひぐらしのリメイク版が目前に迫り、本作についても気になる方がいらっしゃるかな?と思って今回記事を書きました。
原作はよく出来ているとは思うのですが、わかりやすさという点ではかなり厳しいと思います。
アニメでそこの辺を上手く表現して欲しいと思っていたので残念です。
結論としては「漫画版を読め」となります。
それでは、良きアニメライフをノシ

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