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アニメ批評その376 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女

評価:★(主人公強すぎ)

概要

2016年3月に原作者書き下ろし完全新作のオリジナルストーリーでの劇場映画化が発表され、2017年6月17日に『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』(げきじょうばん まほうかこうこうのれっとうせい ほしをよぶしょうじょ)のタイトルで公開された。

当初は59スクリーンでの上映だったが、後に上映されていない地方からの問い合わせが殺到し、同年8月より約40スクリーンを追加した約100スクリーン規模でのセカンド上映が行われた。

スタッフは監督や制作会社を含めてテレビシリーズから一部変更されている。

劇場版のキャッチコピーは「そして司波達也は、伝説となるー。」。

作中世界の2096年3月下旬から4月初旬にかけてのエピソードであり、時系列としては「来訪者編」の直後に相当する。

テレビシリーズ未登場の人物が説明抜きで主要な役回りを演じたり、中学生ぐらいの達也と深雪がテレビシリーズ未登場の人物を看取るシーンが含まれたりするなど、「追憶編」と「来訪者編」の内容を把握済みであることを前提としている。

魔法科高校の劣等生 - Wikipediaより抜粋

↑本作はコチラの劇場版となります。


原作未読でも、まぁ何とか楽しめなくは無いのですが・・・
流石におかしいでしょw
概要欄に記載した通り「追憶編」と「来訪者編」の内容を把握済みであることを前提としている作品です。
「追憶編」と「来訪者編」は2020年10月から始まるアニメ2期の内容に相当します。
それが3年以上前の2017年6月に劇場公開されている訳です。
「劇場版を楽しみたいのなら原作を買え!」という強気かつ画期的な商法に見えますが、これは不健全というか客をバカにした商法だと思います。
電撃文庫作品は何故かいつも続編出るのが超絶に遅いです。
円盤の売上が高くても遅いし、作品によっては続編が出ない事もあります。
本作も円盤の売上が平均万枚と高かったのですが、1期が2014年の春で2期は2020年の秋と遅すぎる位に遅すぎます(原作のストックが無いとかではありません)
電撃文庫はKADOKAWA系なのですが、何故こんなに鈍足なのか・・・
アニメ1期→2期とやってから劇場版ならわかるのですが、順序がおかしくなっている為2期が楽しめるかどうかが心配です。
少なくとも主要の登場人物は普通に出演しておりましたので、2期では皆さんどんなにピンチになっても無事なんだろぉなぁ~という事がわかります(わかってしまいます)

唐突に出てきたこの人も2期を観ればわかると思うのですが、原作未読勢にとっては「???」となります。

そして司波達也は、伝説となる

これは劇場版のキャッチコピーですが、そのまんまです。
物語開始からすぐに「最後はあーなってこーなってお兄様が解決するんやろなぁ~」という事がわかってしまうのですが、実際思った通りの展開となり何のオチもなくそのまま終わります。
お兄様のチートっぷりに磨きが掛かっており、地球を救うレベルの活躍をしちゃいます。
原作で言うとこれでもまだ序盤の様なので、これから先どんな異次元レベルの物語になるのか気にはなるのですが、ここまで凄い事やっちゃうと2期の全てがしょぼく思えてしまいそうです。

お兄様の強さは置いといても、独断で結構凄い決断をして行動に移してしまう所もどうかと思いました。

本作の見どころを挙げるとすれば、水着回の様な出だしで深雪が可愛いです。


内容的に★1は厳しい気もしますが、こういった商法を肯定したくはありません。
仮に私が原作を全て読破していたとしても認めません。

雫ちゃんが可愛くても許しません!


「原作読んでるぜ!」「細かい事は気にしないぜ!」という方はご視聴なさってみて下さい。
それでは、良きアニメライフをノシ

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