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アニメ批評その377 新機動戦記ガンダムW
評価：★(昔はカッコいいガンダムと言われてました)
概要
『新機動戦記ガンダムW』（しんきどうせんきガンダムウイング、英題: NEW MOBILE REPORT GUNDAM WING）は、『ガンダムシリーズ』サンライズ制作のテレビアニメ。
1995年（平成7年）4月7日から1996年（平成8年）3月29日まで全49話がテレビ朝日系列で毎週金曜日17時00分 - 17時30分にて放送された。略称は「GW」。
米国では最初に放送されたガンダムシリーズ作品である。
前作『機動武闘伝Gガンダム』の人気の中心が低年齢層だったのに対し、本作ではガンダムのパイロットを始めとする主要キャラクター全員を美少年に設定、女性も対象としたメディア展開（後述の#関連作品を参照）を行うなどし、結果的に多くの女性ファンを獲得した。
バンダイビジュアルの運営するブロードバンドコンテンツで本作品は「アニメ・ロボット・美少年」のカテゴリージャンルに配されている。
しかしシリーズ構成の隅沢克之によると元々女性ファンの獲得を意識して制作したわけではなかったという。
平成ガンダムと呼ばれる『機動武闘伝Gガンダム』『新機動戦記ガンダムW』『機動新世紀ガンダムX』の中でも人気が高い作品のひとつであり、翌年にはOVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』が発売、劇場版の公開など多数のメディア展開へと発展した。
大河原邦男によると本作も前作Gガンダム同様、世界各国をイメージした5機のガンダムが登場する。
各国のイメージはバンダイにより指示されており、それぞれ日本、西洋、中東、アメリカ、中国とされている。
ただし、前作のGガンダムよりも、各国のイメージは抽象化している。
隅沢によれば、前作では5機のガンダムパイロットがいたものの主人公は一人だったが、本作では5人全員が主人公役扱いになっている。
他のガンダムシリーズ同様、物語の主軸は戦争であるが、その中でも本作では特に戦略や人間性についての様々な葛藤が描かれている。
また、古今東西の軍人、思想家の思想や言葉が多数引用されているのも本作の特徴の一つである。
また、女性キャラクターについて、「あの頃よくあったロリキャラは好きじゃなかった」と述べ、それまでのロボットものにある、添え物のような女性キャラではない、自立した女性を意識してキャラクター作りをしたという。
当時はカッコいいガンダムといえば本作の名が真っ先に上がる程でした。
従来のガンダムシリーズは男性向けのコンテンツでしたが、多くの女性ファンを作った本作の功績は非常に大きいと思いますし、男性にも人気がありました。
んで、今観てみるとですね・・・
ダサいし、意味不明なんですよねｗ
↑の動画をご覧になって頂ければわかると思うのですが、台詞も行動も謎過ぎます。
確かに名言もあるのですが、それ以上に迷言が多くて戸惑ってしまいます。
↑の動画をご覧になって無い方向けにご説明致しますと、
主人公に興味を持ったヒロインが友人達の見守る中、彼に誕生日パーティの招待状を渡す
↓
主人公が招待状を破り捨てる
↓
すれ違い様にヒロインの涙を拭う
↓
主人公がヒロインに向かって「お前を殺す」と言う
これは今観ても意味がわからんのですよ＾＾；
主人公だけが頭がおかしいとかではなく、主人公の仲間達も大概です。
当時はカッコよく見えてしまいましたが、今改めて観ると「？？？」ってなります。
世論についても色々と調べましたが、
・批判する人もいるが、非常に深い作品
・めちゃくちゃカッコいい
と肯定的というか妄信的なファンがいる一方で、
・序盤は面白かったが中盤以降がクソ
・登場人物の言動と行動が謎過ぎてついていけない
といったご意見を多く目にしました。
確かに私の周りでも信者とも言えるファンが少数いて、それ以外は「ウイングはネタ枠」として捉えている方が割合的に多いです。
GUNDAM W op
でも当時はこのOPがめちゃくちゃカッコよく見えました。
今見るとSE音が余計でダサく感じてしまいますけども。。。
結論として今ガンダムに興味を持った方にオススメ出来るか？という話になりますと、正直微妙です。
アムロやシャアが出てくる正史とされているガンダムシリーズとは無縁なので、別に観なくてもいい気がしますし、カッコいい系のガンダムを観たいのであればSEEDやダブルオー辺りをオススメしたい所です。
本作に深い思い入れや素敵な思い出を持っている方が多い事は重々承知しておりますが、ガンダム作品をそんなに観た事の無い方にオススメするべきか？という基準でいえば★１という評価をせざるを得ません。
※私はSEED嫌いなんですけどね＾＾；
私を含むおじさんの趣向でオススメする訳にもいきませんので、何卒ご容赦下さい。
それでは、良きアニメライフをﾉｼ