アニメ批評その1006 繰繰れ!コックリさん
評価:★★★(カップ麺好き過ぎだろw)
概要
『繰繰れ! コックリさん』(ぐぐれ コックリさん)は、遠藤ミドリによる日本の漫画作品。
『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)で2011年8月号から2016年12月号まで連載された。
カテゴリーはギャグ漫画であるが、全体を通してシュールな描写が一貫されていながらも、キャラクターが作品にのみならず読者に対しても辛辣なコメントを述べるなどメタフィクショナルな要素もあり、重々しくシビアさの垣間見られる作風が持ち味となっているのが特徴。
2014年9月号から同誌で『愚愚れ! 信楽さん ―繰繰れ! コックリさん 信楽おじさんスピンオフ―』(ぐぐれ しがらきさん ぐくれ コックリさん しがらきおじさんスピンオフ)が連載された。
2014年10月より12月までテレビアニメが放送された。
あらすじ
自称「人形」の電波少女市松こひなが、怪しげな術(1人コックリさん)で狐の物の怪コックリさんを呼び出した。
取り憑くはずのコックリさんは、一人ぼっちのこひなを心配して献身的に家事をこなすなど、その姿はまるで“オカン”。
おまけに、こひなを激愛する狗の物の怪狗神と、ダメ親父の化け狸信楽も住み着いて、コックリさんの苦労は3倍となる。
電波少女と時にイケメン、たまにモフーンな3匹のアニマル達が織り成す“非日常系モフモフコメディ”。
最初に申し上げておきます。
主人公兼ヒロインの子は、自称「人形」の電波少女です。
友達もいなくて、毎日毎日カップ麺を食べて過ごしてます。
そんな少女がコックリさん(しかも一人)で化け物を召喚してしまいます。
これだけ聞くと「鬱アニメかな?」と思われかもしれませんが・・・
コチラが主人公兼ヒロインの市松 こひなちゃんです。
デフォルメキャラで紹介すんなよ!とお思いかもしれませんが、これがデフォルトです。
常に敬語で話し「〜シマセウ」などといった古風な言葉遣いをします。
無感動で無気力な性格。
周りの人物を心無い発言で翻弄する毒舌家でもあります。
電波系の発言や無感情さから、学校でも気味悪がられ友達がおらず、孤独に過ごしてますが・・・
こひなちゃんが呼び出してしまったコックリさんが、まるでオカンの様に世話を焼いてくれます。
女体化する事もあります。
他にもストーカー犬や
アル中の狸(cv.中田譲治)なども住み着きます。
概要欄に記載した通り、本作はギャグモノです。
しかし、癒され要素満点で時折ジーンと来るシーンもある良作です。
この手の作品はあまり好きでは無かった私ですが、本作はこひなちゃんが魅力的過ぎてとても好きになりました。
★こひなちゃんのココが凄い★
・とても可愛い
とても愛くるしいこひなちゃんです。
主人公がデフォルメキャラってズルいですよねw
・毒舌家で電波
「〜シマセウ」と丁寧な言葉遣いの割に毒舌家だったり、自虐的な発言が多い点が萌えポイントです。
そしてかなり電波です。
結構頑固な所も魅力の一つです。
・カップ麺が好き過ぎる
カップ麺に賭ける情熱が半端じゃありません。
学校でもカップ麺を食べてたりします。
・顔芸が凄い
デフォルメキャラですが、顔芸が凄いのです。
他にも「え!大丈夫なの?」という顔芸がありますので、そちらは本編を観てご確認下さい。
・動じない心
一応作中で動揺するシーンはあるのですが、基本的に無感情で動じる事が少ないです。
「え?ちょw」っと視聴者がツッコむのが本作の楽しみ方です。
・たまに作画が乱れる事も
たまに作画が乱れ、上記の様になります。作画の解放とも呼ばれてます
如何でしたでしょう?
こひなちゃんの可愛さが存分に伝わったかと思います。
モノノ怪達も動物の形態に変化しまして、これが狸以外は可愛いです。
可愛いモフモフが観たい
少しシュールなギャグモノが観たい
という方は是非本作をご視聴なさって下さい。
それでは、良きモフモフライフをノシ