アニメ批評その1381 レベルE

評価:★★★(冨樫先生の悪ふざけ)
概要
山形県を舞台にオカルト的な要素の強い、宇宙人を題材としたSF漫画。
地球にやって来たドグラ星のバカ王子が暇つぶしに起こす悪ふざけを軸とした物語がオムニバス形式で展開される。
『週刊少年ジャンプ』誌上において1995年42号から1997年3・4合併号まで掲載。『幽☆遊☆白書』に続く、作者3作目となる連載作品。
「アシスタントを使わず一人で描いたらどうなるか」ということに挑戦した作品であるため、同誌としては異例の月1での連載となった。
2011年にテレビ東京系列 (TXN) でアニメ化された。
あらすじ
高校進学に伴って、山形で一人暮らしを始めることになった筒井雪隆は、引っ越したその日に自分より先に自分の部屋で勝手に生活している自称宇宙人の男に出会う。
追い出そうとする雪隆だが、男に言いくるめられ、結局彼を同居させた上、宇宙人であることも認めざるを得なくなってしまう。
落ち着く間もなく雪隆の周りには、男をめぐって人間の宇宙人研究機関員、宇宙からやって来た男を王子と呼ぶ護衛達、さらには山形周辺を縄張りとする好戦的な宇宙戦闘民族ディスクン星人まで動き出し、風雲急を告げ始める。
しかし、雪隆達の不安をよそに、当の本人は全く緊迫感無く悠々とショッピングを楽しんでいた。
レベルE - Wikipediaより抜粋

ドグラ星第1王子である主人公のバカ王子(cv.浪川大輔)です。
宇宙一とも称される天才的な頭脳を持ってますが、同時にその性格の悪さも比類なきものであり、人が真剣に悩んだり苦しんだりする姿を見るのが趣味で「民衆の支持を下げずにいかに苦しめるか」といった意地悪にばかり能力を浪費してます。

本当に性格の悪さが凄まじくて、人をおちょくる能力が高過ぎて笑えます。

ドグラ星王立護衛軍隊隊長で、王子護衛歴10年クラフト隊長(cv.子安武人)です。
王子の悪巧みに対しいつも真っ向から諫言するほどに生真面目で実直な性格ですが、王子にオモチャにされ様々な嫌がらせを受けてる可哀そうな人です。

マグラ星の第1王女のルナ(cv.中川翔子)です。
生まれる前からバカ王子の許嫁として運命付けられており、その事を至上の喜びと考えているのですが、王子からは全力で避けられてます。


ドグラ星とかマグラ星とか書きましたが、本作は地球人を巻き込んだ宇宙人同士の茶番劇です。
頭脳戦がメインのSFモノで、冨樫先生流のギャグ作品と認識しております。

ふざけてる様にしか見えない王子が実はかなり頭を使ってたり、

中川翔子さん演じるルナ王女が超絶な天才だったりと、冨樫先生の作品らしい頭脳バトルが繰り広げられます。
ボーっと適当に視聴していると「なんでこうなったの?」となりがちですが、無意味に思えるシーンも注視して視聴するとよりお楽しみになれると思います。
割とアニメ化するのが遅いと言われた作品ではありますが、内容もキャラデザも古臭さは感じられず、今観ても全然面白いです。

何から何までふざけた内容ですが、幽☆遊☆白書とHUNTER×HUNTERの間にこんな面白い漫画を描いていた冨樫先生はやはり天才です。
アニメは全13話で完結なので、サクっと視聴可能です。
冨樫先生の漫画がお好きな方は是非ご覧になって下さい。
それでは、良きアニメライフをノシ

