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アニメ批評その1062 BLEACH

評価:★★(お洒落アニメといえばコレ)

概要

久保帯人による日本の漫画作品。

『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2001年36・37合併号から2016年38号まで連載された。

悪霊・虚(ホロウ)を退治する死神の代行者となった高校生・黒崎一護と仲間たちの活躍を描く剣戟バトルアクションコミック。

全世界シリーズ累計発行部数は、2022年7月時点で1億3000万部を突破している。

あらすじ

霊感が強い高校生・黒崎一護は、悪霊退治に来た死神・朽木ルキアと出会う。

最初は死神の存在を信じなかった一護だが、人の魂を喰らう悪霊・虚(ホロウ)に襲われたことでルキアを信じざるを得なくなる。

家族が襲われたことに激昂し虚に立ち向かう一護だったが、普通の高校生が虚に敵うはずもなく、一護を庇ったルキアは重傷を負ってしまう。

絶望的な状況下で、ルキアは最後の手段として一護に死神の力の一部を分け与えることを提案し、一護は死神となって虚を退治した。

しかし、一護がルキアの予想以上に死神の力を吸い取ってしまった為、ルキアは死神としての力をほとんど失ってしまう。

そこでルキアは、自身の力が回復するまで死神代行を務めるよう一護に迫る。

一度は断る一護だが、家族を救ってもらった恩に報いるため、死神代行を引き受け、様々な騒動に巻き込まれていく。

BLEACH - Wikipediaより抜粋

まず最初に言っておきたい事があります。
↑この方は久保帯人先生(原作者)ではありません。
私の初めて見た時は「流石は久保先生、凄くお洒落だな!」と思ったのですが、コチラはKBTITさんです。
間違えない様にお願い致します。

お洒落なアニメ(漫画)の代名詞ともいえる名作なのですが、私のオススメ度は★2です。
世界的な有名作を何故その様な評価にしたのか?については、以下の通りです。

◆長すぎる

2004年10月5日 - 2012年3月27日までの放送で、全366話もあります。
更に劇場版が4作品あり、2022年から「千年血戦篇」というシリーズが放送中です(3クール)
全部で400話くらいある訳ですが今更このアニメを観るよりも、人気の話題作を30本観た方が有意義だと思うのは私だけでしょうか?
元のアニメが2012年に終わってて、千年血戦篇の開始は2022年と10年も間が空いてしまったという事がありまして「BLEACHは名作!」「BLEACHは面白い!」という方でも途中で視聴を断念している方が多く、それは円盤の売上や動画サイトのPV数を見ても明らかです。

◆初期の作画が酷い

当時の話数の多いジャンプアニメにありがちな事ですが、作画が酷すぎます。
2007年辺りから徐々に良くなっては来るのですが、それまで酷い作画のアニメを100話以上視聴しないとイケないため、拷問の様な時を費やしてます視聴する価値があるのか疑問です。

◆呪術廻戦に喰われた

千年血戦篇以降のシリーズは作画がかなり良くなってまして、多くの配信者が「素晴らしい!」と称賛しました。
が、称賛されたのは各シリーズの序盤だけで、すぐに触れられなくなった辺り「アニメとしての出来は良いか内容が微妙」という事でしょう。
BLEACHという作品は他には無い良さがあり、名言というか印象的なシーンが多いのですが、それでも流行りという点で考えればメディア展開が10年ぐらいロクに無かった訳ですから、忘れられてたりどうでも良くなってたりはすると思います。

そんな中でアニメ化した呪術廻戦の出来が半端無くて「400話近くあるBLEACHを観るよりかは今流行りの呪術廻戦を観た方がいいよね!」となってしまう訳です。
呪術廻戦もお洒落アニメとして確固たる地位を築いており、完全にBLEACHを喰った感があります。

BLEACHが名作である事は間違い無いのですが、今更未視聴の方にオススメするのは違うと思います。
また原作のファンでもアニメの出来には不満足だという方も多く、途中から作画は良くなるのですが、普通に人にはそこまで耐えられないと思います。
当時でもその傾向があったのに、令和の今だと更に厳しいはずです^^;

ファンの方には申し訳無いのですが、今時「卍解」と言っても「はぁ?」とか「ふっるーw」といった反応が返ってきがちですが、それよりも「特級呪物」とか「呪霊操術」「領域展開」と言ってた方が面白いし、何かカッコ良さげです。
という訳で、皆さん呪術廻戦を観ましょう。
それでは、良きアニメライフをノシ

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