アニメ批評その1209 ババンババンバンバンパイア
女性向けに制作されたコメディ作品は、男性ウケが悪いのが相場です。
銀魂が分かりやすいと思うのですが、女性向けでは無く女性でも楽しめる男性向けの作品は男女共に人気が出る場合があります。
この違いが分からないと不幸になる場合がありますので、気をつけた方が良いです。
そんなこんなで、今回のレビュアーは「違いが分かる男」であるechoさんです。
評価:★★(ただよう女性向け臭)
概要
別冊少年チャンピオンで連載されている漫画を原作としたアニメ。
通称は「バババ」
銭湯で働く吸血鬼と銭湯の息子を描いた「BL(ブラッディ・ラブコメ)」。
2024年2月、実写映画化とテレビアニメ化が発表された。
テレビアニメは2025年1月から放送され、実写映画は2025年7月公開予定。
あらすじ
創業60年の老舗銭湯「こいの湯」で住み込みバイトをしている森蘭丸。
彼は、人の生き血を啜る正真正銘のバンパイアだった。
蘭丸の目的は、自分の命を救ってくれた「こいの湯」の4代目・立野李仁への恩返し。
そして…
彼の「18歳童貞の血」を味わうこと…!
現在15歳の李仁が熟すまで、あと3年。
しかし入学早々、李仁は同級生の女子に一目惚れしてしまう。
はたして蘭丸は、念願の「18歳童貞の血」を守り通すことができるのか…!?
夜の湯けむりと共に、恋の矢印が交錯する“ブラッディ・ラブコメ”(BL)開幕!
少年チャンピオンで連載されているギャグ漫画が原作です。
BL(ボーイズラブ)を題材にしたコメディ作品になります。
戦国時代から生き続けるバンパイアの森蘭丸(信長の小姓だったあの蘭丸と同一人物)
今はひょんなことから銭湯で働いています。
その銭湯の一人息子、李仁の血を美味しく吸う為に、彼の童貞を守り抜くBLギャグアニメになります。
BLはギャグ成分として面白いくらいの要素で、出て来るキャラクターも濃い変態ばかりとドタバタギャグとして良い設定になっています。
作画もかなり良いですし、キャラクターデザインもちょっと古めですが悪くはありません。
ただ、どうにもギャグのテンポが悪いんですよね、このアニメ。
これは私の偏見ですが女性向けのギャグアニメってテンポがゆっくりで、ギャグですよと分かるように見せて来る演出が多い気がします。
これだけぶっ飛んだ設定をしているので、若干こちらがおいてけぼりになるくらいハイテンポで畳みかけてくれれば笑えるアニメになるような気がするのですが、かなりしっかりと一つ一つのギャグを丁寧にやるのでいまいちセンスが合いませんでした。
BL成分も分かりやすく入っているので、女性視聴者がターゲットのアニメなんだろうと思います。
この辺りは笑いの好みによるので、好きな人は好きなギャグアニメだと思います。
センスが合う人には楽しめると思うので一度お試しください。
では、良きアニメライフを!










