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アニメ批評その1394 氷の城壁

マイセン

『正反対な君と僕』が面白いんだから、この作品も面白いに決まってます!

という訳で、今回もレビュアーはechoさんでっす。

評価:★★★(『正反対な君と僕』阿賀沢先生のデビュー作、陰の阿賀沢作品)

概要

『氷の城壁』は、阿賀沢紅茶による縦読み漫画を原作としたアニメ。

2017年冬にXOYで不定期連載を開始し、その後LINEマンガインディーズへ移動。

2018年の『集英社少女マンガグランプリ powered by LINE マンガ インディーズ』で特別賞を受賞。

繊細でリアルな心理描写が魅力とされる。

『第6回アニメ化してほしいマンガランキング』で第2位。

『全国書店員が選んだおすすめコミック2024』で第6位。

『タテ読みマンガアワード2024』で完結済み部門1位。

LINEマンガ累計閲覧数は1.9億回を超え、電子版を含む累計発行部数は280万部を突破している。

2025年1月にテレビアニメ化が発表され、2026年4月からTBS系列ほかにて放送された。

第2期は2026年10月よりTBS系列にて放送予定。

同じ原作者による『正反対な君と僕』とのジョイント企画も行われた。

あらすじ

人と接するのが苦手で、他人との間に壁を作ってしまう高校生・氷川小雪。

幼なじみの安曇美姫以外誰ともつるまず、静かに日々を過ごしていた彼女の前に、なぜかぐいぐい距離を詰めてくる男子・雨宮湊が現れて―?

孤高の女子・小雪、学校のアイドル・美姫、距離ナシ男子・湊、優しく穏やかなバスケ部員・陽太。

不器用で、じれったくて、それでも愛おしい。

青春のすれ違いが織りなす群像劇が今、幕を開ける。

冬アニメとして放送された『正反対な君と僕』の作者・阿賀沢紅茶先生のデビュー作です。

人との間に壁を作ってしまう高校生・氷川小雪を中心に繰り広げられる青春群像劇となっています。

『正反対な君と僕』もそうでしたが、繊細な心情描写とリアルな人間関係が、多くの人の心に刺さるストーリーになっています。

『正反対な君と僕』は鈴木の性格もあり、第1話で谷と付き合い始めるなど、全体的に明るい作風で、「陽の阿賀沢作品」でした。

一方、『氷の城壁』は小雪がトラウマを抱えており、いじめの描写もあるなど「陰の阿賀沢作品」といった趣になっているため、好みが分かれるかもしれません。

中盤からはお互いに心を開いていき、恋愛も動き出すので、序盤の暗い雰囲気も気にならなくなりますが、人によっては序盤が辛く感じるかもしれません。

キャラクターそれぞれが人間臭い悩みを抱えており、少し嫌な一面が描かれることもあるので、その点は注意が必要です。

しかし、阿賀沢先生らしい心の機微を描く面白さは『正反対な君と僕』と変わりません。

最初は嫌な面が描かれていたキャラクターたちも、物語が進むにつれて愛着の湧く存在になっていくので、ぜひ3話切りせず、最後まで見ていただければと思います。

特に湊は、最初はいけ好かないイケメンかと思っていたのですが、どんどん可愛らしい不憫キャラになっていくので必見です(笑)。

10月には第2期が放送され、物語も完結すると思います。

2026年は『正反対な君と僕(第1期)』→『氷の城壁(第1期)』→『正反対な君と僕(第2期)』→『氷の城壁(第2期)』と、1年中阿賀沢紅茶作品が放送される「阿賀沢イヤー」です。

では、良きアニメライフを!

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