アニメ批評その421 いちご100%
評価:★★(多くの男子を虜にした作品)
概要
『いちご100%』(いちごひゃくパーセント)は、河下水希の漫画作品、およびこれを原作とするアニメなどのメディアミックス作品である。
『りりむキッス』に続いて、『週刊少年ジャンプ』誌上および「河下水希」名義での2作目となる連載作品でもある。
『週刊少年ジャンプ』のラブコメディ作品としては、『ニセコイ』に抜かれるまで最長連載であった。
単行本はジャンプ・コミックスより全19巻、文庫版は全10巻刊行されている。累計発行部数は約800万部。
2017年4月〜7月発売の増刊『ジャンプGIGA』2017 vol.1〜2017 vol.4にて、続編『いちご100% EAST SIDE STORY』が連載された。
あらすじ
中学3年生の真中淳平はある日の放課後、校舎の屋上に出ようと扉をあけると、頭上からいきなり目の前に女の子が飛び降りてきた。
着地に失敗して倒れ込んだ女の子のスカートは捲れあがり「いちごのパンツ」が露出する。
慌てて起きあがった女の子は夕日に映える美貌の持ち主で、真中は一瞬で心を奪われる。
制服を着用していることから同校の生徒である確証はあるのだが、驚いて逃げるように立ち去ってしまった美少女に心当たりはない。
唯一の手掛かりとして、屋上に落ちていた東城綾と名前の書かれた一冊のノートが残される。
翌日東城を訪ねたが、おさげ髪に黒縁メガネという地味な印象だったため、いちごパンツの美少女ではないと思いこんでしまう。
真中の悪友らは美少女は学年のアイドル的存在の西野つかさに違いないと真中を煽り、真中本人もその気になってしまい、勢いで西野に交際を申し込む。
その告白を受け入れる返事をした西野の背後を走り去っていく「いちごパンツ」の美少女の姿があった。
その後、西野と付き合うことになったものの、真中は次第に東城に惹かれていく。
そんな真中の様子に気付いた西野は真中への想いを胸に秘めたまま、彼らとは別の高校へ進学する。
アニメは今から15年前、原作の漫画はそれ以前という少し古い作品ではあるのですが、当時はラブコメといえばいちご100%だったと記憶しております。
王道的なラブコメと評される一方、エロ過ぎるという声もありましたが、連載開始時は編集部から「胸の露出は50%まで」と命じられており、担当編集者に厳しくチェックされていたそうです。
こうして見ると少し古くも見えてしまうのですが、私の様なおっさんは未だにときめいてしまいます。
当時人気があったのは、豊口めぐみさんが演じる西野 つかさちゃんでしたが、
私の推しは北大路 さつきちゃん(Gカップ)でした。
この娘がエロエロで一途な所が私に刺さりました。
他の女の子達もとても可愛く、大変人気のある作品だったのですが「読者アンケートの結果が悪かった為に打ち切り」という噂が流れる結末となりました。
これが事実かどうかはわかりかねますが、当時のジャンプは読者アンケート至上主義であり、本作の読者層はアンケート葉書を送る様な方は少なかったと思います。
シティハンターが打ち切られたのも読者アンケートの結果が悪かったからだったのですが、こんなアホみたいな基準で人気漫画を切っていたとか今では考えられませんね^^;
現在の30歳以上の方にとってはかなり思い入れのある作品ではあるのですが、やはり古い作品ではありますので、作画面だけではなく表現方法的にも今観てお楽しみ頂けるかどうか不安です。
という事で、評価としては無難な★2とさえて頂きます。
それでは、良きアニメライフをノシ