アニメ批評その434 はじめてのギャル
評価:★★★(ギャルが苦手という方にもオススメ)
あらすじ
DT脱出を夢見る思春期真盛りの男子高校生・羽柴ジュンイチは高校へ進学すれば漫画のような男女交際ができると信じていたが、彼の夢は見事に打ち砕かれる。
彼氏彼女の溢れる学校生活の中、坂本慎平・石田景吾・小早川稔とエロ本を堪能していたジュンイチはクラスメイトでギャルの八女ゆかなにその光景を見られ、キモがられてしまう。
その後、坂本たちとの罰ゲームでジュンイチは「ギャル(ゆかな)に土下座をして告白する」ハメになってしまう。
ついさっきキモがられた相手に土下座告白をするという羞恥心と妙な下心が交錯するなかで土下座告白をするジュンイチだったが、告白を真に受けたゆかなは告白を受け入れるという想定外の行動に出る。
思いがけないかたちで交際が始まったジュンイチは奇想天外な行動を繰り返してしまうが、本当は心優しく純情なゆかなを理解し一歩ずつ関係を深めていく。
かつて憧れていたクラスのマドンナ香椎結衣、ゆかなの幼馴染本城蘭子、ジュンイチの幼馴染藤ノ木寧音、ゆかなに触発されて次々と増えていくヒロインたちに翻弄されるジュンイチの日々が始まっていく。
冴えない主人公の羽柴ジュンイチです。
「ギャルに土下座をして頼めばDTを卒業させてくれる」をいう仲間の戯言を信じて土下座して告白をします。
メインヒロインの八女ゆかなちゃんです。
ご覧の通りのギャルですが、根も純情で友情にも厚く、周囲への配慮もできるしっかり者だったりします。
ジュンイチの土下座告白を受け入れ、最初は面白半分で付き合ってましたが、徐々に本気で惹かれている所を観るのが本作の見どころです。
主人公たちの1つ上の本城蘭子パイセンです。
ゆかなとは対照的に貞操観念は緩く、彼女と交際し始めたジュンイチのDTを興味本位で奪おうとしてました。
戦闘力高めのギャルです。
自意識過剰な香椎結衣ちゃんです。
色んな意味で残念な子です。
ジュンイチの幼馴染で1個下の藤ノ木寧音ちゃんです。
ジュンイチがギャルが好きになったと勘違いした為、
寧音ちゃんもギャルになりました。
身長は140cmですが、暴力的な体系をしております素晴らしいですね
本作はギャグ的な要素を抜きにしても、普通に女の子達が可愛くてギャルが好きでは無いとか苦手という方でもお楽しみ頂けます。
面白いシーンといえば、蘭子パイセンがコスプレ喫茶でバイトするという話があるのですが、その時に放った台詞が
「奇跡も魔法も無いんだよぉぉぉ!」
でした。
ちなみに声優は喜多村英梨さんですw制作会社はシャフトじゃないけど大丈夫なのだろうか?
あと凄くヤベー奴が出てくるのですが、この小早川稔役の声優が白石稔さんです。
最初声を聞いた時に「どこかで聞いた事あるな?」と思ってたら白石稔さんというw
当時問題を犯してしまい、業界から干されていた時に久々の登場だったので嬉しかったです。
とても面白い作品だったのに全然話題にならなかったのは、ギャル好きのオタクが少ないという事なのかどうかはわかりかねますが、オススメ出来る作品なので是非ご覧になって下さい。
それでは、良きアニメライフをノシ