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アニメ批評その135 ドージンワーク

評価:★(制作会社ががが)


作品概要

ある日長菜なじみは、友人でクラスメイトの露理に誘われて同人誌即売会の売り子に行くことになる。

そこで幼馴染のジャスティスと出会い、露理とジャスティスの二人が膨大な部数を売り上げていることを知り、自分も同人活動を始めることを決意した。

本作は同人誌の制作現場、即売会での頒布模様、日常生活の主に3つの舞台で繰り広げられるコメディである。

一部に不条理ギャグが含まれ、スラップスティック感は余りない。

下ネタが非常に多いが、アニメ版では多少緩和されている。

4コマ漫画では多用されるキャラクターのデフォルメや低頭身化をあえて行っていないのも特徴で、キャラクター達が時折見せるリアルな表情がギャグとして定番化している。


同人誌を描いて売る難しさをギャグテイストにしている作品です。

金目的で同人活動を始めた長菜 なじみちゃんです。
サークル名は「ビューティーラブハウス」、ペンネームは「ビューティーラヴ」
とても頭が悪く金にがめついです。


私の中ではメインヒロインの露理ちゃんです。
サークル名は「パンツ革命」、ペンネームは「ブルマ子」
凌辱系が大好きで、Sと見せかけてMだそうです。
あと生えてない。


謎多き男 ジャスティスです。
サークル名、ペンネームともに「ジャスティス」
本名も「ジャスティス」
私も「ジャスティス」貴方も「ジャスティス」


唯一まともな天使 北野 ソーラちゃんです。
サークル名は「North sky」、ペンネームは不明。
「ソーラのお部屋」というサイトを持ってます。
小学生ですが、非常に画力が高く、変人ばかりの本作において数少ないまともな人物だったりします。


あとはなじみちゃんのライバル(ポンコツ)とかストーカー(疑惑)とかが出てきます。
同人活動をされている方からすれば、あるあるネタをお楽しみ頂けると思いますし、そうで無い方も色々学べる点はあると思います。
なじみちゃんの浅はかな考えと抑えきれない欲望
ポンコツや変人達の織り成す物語が本当に面白いんです。
原作はね!
原作はかなり面白いのですが・・・
アニメの出来に関しては残念の一言です。
作画面もアレなのですが、それ以上にセンスがありません。

【OP】 ドージンワーク オープニング DojinWork Opening
これをご覧になれば全てを察する事が出来ると思います。
低予算でセンスの無い人達が作ると、こんなにも酷いモノが出来てしまうんだな!という見本です。
作品内容としてはOP程は酷くは無いのですが、当時単行本を所持していて原作者のヒロユキ先生の同人誌を買う位のファンだった私の期待を大きく裏切ったのは未だに許せません。
ちなみに制作会社は2015年から活動を停止しております(当然か)


原作はそれなりに古い作品で、ヒロユキ先生の画力も今程ではなかったのですが、内容の白さはかなりのモノでした。
本作を観た知人から「思ってた程は酷くなかったよ?」と言われましたが、まともな会社が作れば人気作となっていたと思います。
ちなみにアニメの人気の無さはDVDの全巻セットが中古屋でバカみたいな安い値段で販売されていた事から明らかなのですが、つい購入してしまったのは苦い思い出です(何故買ってしまったのか)
ヒロユキ先生の作品は他に2つ程アニメ化されておりますが、そちらの出来は保証できます。
後日その2作品について記事化する予定です。


それでは、良き同人ライフをノシ

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