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アニメ批評その814 終末のワルキューレ

評価:★(ネトフリの悪い処が全部詰まってる)

概要

梅村真也原作、フクイタクミ構成、アジチカ作画による日本の漫画。

コアミックス(旧ノース・スターズ・ピクチャーズ)の月刊誌『月刊コミックゼノン』にて、2018年1月号より連載中。

2021年にアニメ化、舞台化された。

神々による人類滅亡の決議に待ったをかけた戦乙女が、人類史上最強の英傑たちを選出して戦いを挑む様を描いたバトル作品。

連載開始直後から話題となり、2018年5月に発売された単行本第1巻は発売直後から品薄となったため、大量重版となった。

また同年9月に単行本第2巻が発売された際には、作者のアジチカが第1話をすべてTwitterで公開したことから、読者を大きく増やした。

2021年12月時点で累計発行部数は1000万部を突破している。

あらすじ

人類の誕生から700万年。

進歩の兆しがない人類を見限った神々は、1000年に1度開かれる「人類存亡会議」にて、人類に「終末」を与える決議を行った。

そこに戦乙女(ワルキューレ)の長姉・ブリュンヒルデは決議に待ったをかけ、超特別条項に基づく神VS人類最終闘争(ラグナロク)で人類の行く末を決めることを提案する。

当初はその申し出を相手にしなかった神々だったが、ブリュンヒルデの挑発にプライドを傷つけられたことでラグナロクの開催を決定した。

かくして、天界が誇る最強神たちと、秘術「神器錬成」で神器と化した戦乙女たちを伴う最強の人類「神殺しの13人」(エインヘリャル)による、13番勝負の幕が上がる。

終末のワルキューレ - Wikipediaより抜粋

人類に失望した神と生き残りを賭けた人類とのバトル作品です。
本作の設定はとてもわかりやすく、Fate/stay nightの様に誰でも知ってそうな有名人が人類の代表として戦います。
設定を聞いただけでも面白そうですよね?
面白いんですよ!
だって有名雑誌で連載されている訳でも無いのに1000万部も売れてますので、面白いに決まってるんですよ。
私も原作は単行本で持ってます。

ちなみに人類代表の一人目は三國志で有名な呂布ですよ!
ぶち上がるでしょw
しかし、面白いのは原作の話であってアニメ版はクソです。
今回の記事ではどこがクソなのかと、何故クソになったかの解説をさせて頂きます。

◆クソな部分の解説

こうして観ると作画力が高く見えますが、それは止め絵として見た時の話です。
本作の手抜き具合は画の少なさにあります。
一枚の絵を何度も何度も繰り返し使用しており、様々な角度から一枚の絵を使い倒します。
製作費が潤沢な一部の作品を除いては、所々止め絵になったりCGを使ったりするのは仕方の無い事だとは思いますが、本作に至っては「どんだけ使うねん!」とツッコミたくなる程に使い倒します。
私も世論を聞いてからの視聴だったので覚悟はしていたのですが、想像以上に酷くて驚きました。
もうこれは放送事故レベルの惨事です。
予算が少なかったにせよ、戦闘シーンの序盤はまともで見せ場となる終盤のシーンが手抜き感満載だったりもしたので、スケジュール的にも余裕が無かったのだと思います。
一部CGで誤魔化してた部分に関しても、予定されていたのでは無く作画が間に合わなかったと推察します。

あと戦闘シーンよりも回想シーンや外野が語るシーンが長すぎるのも良く無かったです。
分割2クールとなっておりまして、2期は2023年に放送予定です。
恐らく2クールでは完結しないと思います。
何故連載ストックがもっと貯まってからアニメ化しなかったのか?
3試合で12話を費やしたので13試合終わらせるには4クール必要でしょうが、どうせこんなにも不人気なら3クール目は製作されないでしょうし、それなら原作が完結してから内容を濃くして2クールで終わらせた方が良かったはずです。
本作に白羽の矢を立てたネトフリの担当者とそれを受けた出版社側のどちらにも問題はありますが、どちらかと言えばネトフリ側の責任が重いです。

◆クソアニメになった理由

ネトフリアニメだからです。
コレが全てです。
何故ネトフリアニメだからクソなのか?
ネトフリ独占放送のアニメはネトフリが制作費を出してアニメを買い切りの契約にします。
他のアニメですと製作委員会が立ち上がったり、アニメの制作会社にも作品の権利の一部が持てたりもするのですが、ネトフリ独占アニメだと権利の100%をネトフリが独占する形となります。
コレはアニメ会社的にあまりおいしくない話だそうで、買い切りのアニメに本腰を入れて製作する会社は基本的に無いと聞いております@聞きかじりですみません
ネトフリ製作のアニメは大体がクソで、一部の良い作品はフルCGのアニメとかです@ケンガンアシュラとか
安い予算で製作可能なCGアニメでは無く、通常のアニメを少ない予算かつ買い切り契約で製作しろ!と言われたら手抜きになって当然です。
出版社サイドは一枚絵の出来を観て「コレなら期待出来そうだな!」と思われたかもですし、私もPVを観た時には胸が高鳴りましたが、やはりネトフリアニメはクソだな!と感じさせられました。

原作は超面白いし、声優陣も豪華です。
ネトフリさんもクソアニメを量産するのでは無く、製作数を今の半分以下にしてでもクォリティーを高めるべきだと強く思います。
1期が余りにもクソ過ぎたので、2期がどんなに良くなっても私は視聴するつもりがありません。
全て作り直す気が無いのであればもう終わってくれて結構です@原作だけ購入します
それでは、良きアニメライフをノシ

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