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アニメ批評その227 Fate/stay night

評価:★★★(今観ても面白いらしい)


あらすじ

日本のとある地方都市「冬木市」に数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」。

7人の魔術師(マスター)は7騎の使い魔(サーヴァント)と契約し、聖杯を巡る抗争「聖杯戦争」に臨む。

聖杯を手にできるのはただ一組、ゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。

ただし、この闘いも魔術も一般人には厳に秘匿されていた。

高校二年生の冬に、遠坂凛は前回の聖杯戦争で命を落とした父の遺志を継ぎ、聖杯戦争に挑もうとしていた。

凛は男性のサーヴァントを召喚するが、彼は年若い魔術師である凛を侮る態度に出たため、思い通りに動かそうと回数制限のある絶対命令権である令呪を使用するという暴挙に出てしまう。

抽象的な命令のため効果は薄かったものの自身に作用してくる卓越した魔力に、凛をマスターと認めた彼はアーチャー(弓兵)のサーヴァントだった。

翌日、凛は学校に構内の人間を害する目的の結界が張られていることに気付き、学生の居ない夜間に調査を開始するが、そこに別のサーヴァント・ランサー(槍兵)の妨害が入りアーチャーと戦闘になる。

しかし、この戦いを学生に目撃されたランサーは口封じのためにその学生を殺害してしまう。

その学生の衛宮士郎は凛にとっては密かにであるが大切な縁があったため、出来る限りの蘇生魔術を施してその場を後にするが、ランサーが殺しそこなった目撃者を見逃すはずは無いと気付き、アーチャーと共に士郎の家に向かったところ、衛宮邸前に現れた新たなサーヴァントに襲撃される。

そのサーヴァントは小柄な金髪の少女で、凛が真に召喚を望んでいたサーヴァント・セイバー(剣士)だった。

Fate/stay night - Wikipediaより抜粋


本作は2014年にufotableが制作したモノではなく、2006年にスタジオディーンが制作した作品の紹介です。
当時原作のゲームを余す事なくプレイしていた私は期待感最高潮で視聴に臨んだ訳ですが、とんだ肩透かしを食らうハメになりました。

2006年当時としては作画は良かったと思います。
BGMにも声優の演技にも不満はありません。
しかし、かなり間延びした感じで戦闘シーンにも熱さが感じられませんでした。
全24話でしたが、20話くらいに纏める事が出来ればかなりの良作になった気がします。
制作会社かスポンサーか版元の意図かはわかりかねますが、原作を忠実に表現しようとしたのが裏目に出てしまったと思います。


今から14年も前の作品ですし、内容も間延びした感じなのでFate未視聴の方にオススメできるのか?と聞かれれば微妙だなぁ・・・と思っていた私です。
そもそも今更Fateを知らない人とかいるの?と言われそうですが、意外と私の周りには多かったのです。
Fateという作品を全く知らない方に何から勧めればいいのか?
これは大変難しい問題で、本作をオススメしようにも古いし出来がアレなのでオススメしずらいので、zeroかufotableが制作した [Unlimited Blade Works]から観た方がいいのかな?と色々悩みました。
しかし、「最初に制作されたモノを観たい」と言われる方が多かったので、不本意ながら本作を教えたのですが・・・
物凄く好評でしたw
原作をプレイした私からするとアニメに対しての期待感が強すぎた様で、Fateという作品自体の凄さというか素晴らしさを少々侮っていた様です。
「古い作品と聞いていたが作画は悪く無かった」
「思ってた以上に面白かった」
「Fateが何故人気があるのかがよくわかった」
つまらない作品はつまらないと正直に言う方々が、全員揃っての高評価でした。
続くFate zeroに関しても「先に古いFateを観ておいてよかった」という感想を頂いております。
本作を視聴しなくてもFate zeroから [Unlimited Blade Works]を観る流れでも未だに良いと思っている私ですが、この作品を観るなら後でではなく先に観た方が後に味わう感動が倍増すると思います。

Fate Stay Night opening 1 disillusion

fate stay night opening 2
2006年に制作されたとは思えない素晴らしいOPです。
切嗣がチラっと映るのが凄くイイですね。


アニメでもゲームでも国内最高峰の作品です。
毛嫌いする方もいらっしゃる様ですが、Fateは知っておいて損は無いと思います。
私はライダーが大好きです
それでは、良きアニメライフをノシ

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