アニメ批評その278 陽あたり良好!
評価:★★(タッチでよくない?)
原作概要
『陽あたり良好!』(ひあたりりょうこう)は、あだち充の漫画作品
『週刊少女コミック』(小学館、1980年2号~22号、24号~1981年15号)に掲載された少女漫画。
連載終了後、実写ドラマとアニメでそれぞれ映像化された。
原作漫画のストーリーは登場人物達が野球部で甲子園を目指す第1部と、それ以降の日常が描かれる第2部に分けられる。
アニメ版概要
同作者の漫画『タッチ』の後番組として放映され、制作スタッフもそのままで、声優陣も浅倉南役の日高のり子以外の主要なレギュラーはそのまま移行してきている。
アニメ独自要素としては、原作よりストーリーに野球色が強くなっている。
アニメ版では学校名の読みが「めいじょう」に変更されている(最初の数話には「めいじょう」と「みょうじょう」が混在していたがすぐに統一された)
ほか、岸本かすみは陸上部員で走り高跳びの選手ということになった(野球部マネージャーへのスカウトは1度断り、その後の新人対抗戦で負傷したため、陸上部を休む間・夏までという約束でマネージャーに就任している)
また村木克彦が野球部の監督に就任するなど、原作以上にストーリーに深く絡んでいる。
ラブコメ色が強くなったタッチという印象です。
陽あたり良好!の高杉勇作
陽あたり良好!の岸本かすみ
原作者が間違えるくらい似てますw
しかも高校野球に情熱を注ぐラブコメです。
この作品自体は非常に良いモノなのですが、これを観るならタッチの方をオススメしたいところですが・・・
タッチは全101話もある上に、劇場版が5作品もありますのでそれだけでお腹いっぱいになってしまいそうです。
そういった意味では全48話(劇場版は1作品)の陽あたり良好!を観た方が良いのかも?と思わなくも無いのですが、あだち充先生の代表作であるタッチの方をオススメしたいという気持ちの方が強いです。
陽あたり良好!の方がタッチよりも新しい作品ではありますが、放送された時期はタッチの直後なので作画面は然程変わりありません。
悪くはないのです、悪くは。
面白い作品ではあるのですが、やはりご視聴するのであればタッチ優先とさせて頂きます(★2評価)
それでは、良きアニメライフをノシ