アニメ批評その453 ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
評価:★★(ヒロインをどう感じるか次第)
あらすじ
県立前ヶ崎高校に通うネットゲームが好きな男子高校生の西村英騎は、(物語開始時の)二年前にMMORPGの「レジェンダリー・エイジ」で結婚システムの一環で女性キャラの猫姫へ告白したものの、相手から自分はネカマだと告げられ、激しいショックを受ける。
そのトラウマから「リアルとゲームは別物」だと区別しながら、現在の自分が所属するギルド「アレイキャッツ」の面々とゲームを楽しんでいた。
そんなある日、仲間の一人であるアコから告白をされ、成り行きで彼女とゲームの中で結婚することになる。
さらに英騎は、ギルドマスターからギルド結成一周年を記念して初のオフ会の開催を告げられる。
そしてオフ会で他のギルドメンバーが同じ高校の女生徒であり、アコは引きこもり気味のコミュ障の玉置亜子、シュヴァインはクラスメイトの瀬川茜、アプリコットは生徒会長の御聖院杏だと知ることになる。
だが、亜子は現実とゲームの区別が付かない残念な娘であった。
メンバー内の相談の末、杏は生徒会長の権限を乱用して現代通信電子遊戯部(ネトゲ部)を新たに設立し、亜子の更生という目的のため、放課後に部室でネトゲを出来るようにする。
その後、決まっていなかった顧問も英騎のクラスの担任の斉藤結衣を迎えることで解決し、ネトゲ部の活動が本格的にスタートするのだった。
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? - Wikipediaより抜粋
ネトゲ仲間が同じ学校の生徒で、しかも可愛い女子ばかりだったという設定です。
個人的には面白く視聴出来たのですが、一つだけ気がかりがあります。
ヒロインの亜子です。
この子を好きになれるかどうかで、本作の評価が大分変わってくると思います。
この子は、コミュ障な上にゲームが下手糞で、ゲームと現実の区別がついていない感じです。
主人公は「西村 英騎」君なのですが、ゲーム名の「ルシアン」と呼びます。
私は「ちょっと痛い子だな?」くらいの感じでスルー出来ましたが、「ウザい」とか「気持ち悪い」と感じる方も少なくは無さそうです。
幸い私はこの茜ちゃん(cv.水瀬いのり)が好きになれたので、亜子の痛さについては我慢スルーする事が出来ました。
ゲームオタクである事を周りに隠し、ゲーム内でも快活な男キャラを演じている様がとても可愛いです。
本作をお楽しみ頂くには、
亜子を可愛いと思えるか?
思えない場合はスルー出来るか?
スルーが難しい場合は他に好きなキャラが見つけられるか?
などのハードルがある訳ですが、ネトゲが大好きな方ならそういった事抜きにお楽しみ頂けるかもしれません。
お好みの女子が見つかる事を祈ります。
こういった静止画では伝わりにくいと思うのですが、このアニメは女の子の何気ない仕草がとても可愛く見えました。
丁寧に作り込まれている証拠だと思うし、多くの方に観て頂きたい気持ちはありますが、亜子が好きになれるかどうかに掛かってる比重が高いので、評価としては★2とさせて頂きます。
それでは、良きアニメライフをノシ