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アニメ批評その527 キャプテン翼

評価:★★(世界一有名なサッカー作品)

概要

『キャプテン翼』(キャプテンつばさ)は、高橋陽一による日本のサッカー漫画。および、それを原作にした派生作品。

「ボールが友達」が信条の主人公・大空翼をはじめ、ひた向きにサッカーに打ち込む少年達の姿を描き、連載時に日本国内でサッカーブームを起こすと、後にプロサッカー選手となる多くの選手達に影響を与えた。

略称は「キャプ翼」(キャプつば)、「C翼」など。

翼が後にチームメイトとなる若林源三らとの出会いを経て、さまざまなライバル達との戦いを制し、やがて国外へと活躍の場を広げていく姿を描いた。

サッカーの楽しみや魅力を伝えることに重点が置かれた爽やかな作風は、従来のスポ根漫画に代わる新しいスタイルのスポーツ漫画として読者に受け入れられた。

1983年にアニメ化されると日本国内でサッカーブームを起こし、それまでマイナーな競技と見做されていたサッカーの人気と競技人口拡大に寄与した。


2007年11月までに出版された全シリーズの日本国内累計発行部数が、単行本・文庫本合わせて7000万部を突破した。

また、国外での累計販売部数は、正式に出版契約を交わしている翻訳本で約1000万部を記録している。

上述を合算した全世界シリーズ累計発行部数は8000万部を記録している。

2017年6月に出版された『キャプテン翼 ライジングサン』第6巻においてシリーズ通算100巻を達成した。

キャプテン翼 - Wikipediaより抜粋

「ボールが友達」が信条の大空翼くんです。
本作をご覧になった事の無い方でも翼くんの名前は聞いた事あるのではないでしょうか?

本作は少年がプロ顔負けのプレーをしまくる現実離れした作品です。

必殺シュートの威力はゴールネットを突き破り、ボールが壁にめり込みます。
まぁ漫画(アニメ)だから、そういったオーバーな表現はあっても良かったと思いますが・・・

ルール的にやってはいけないプレーなども多々あり、原作者が実はサッカーの知識が全然無いという事が晩年露呈(自白)されました。

色んな必殺シュートがあるのですが、小さなお子様がマネをしたら大怪我する様な危険なモノもあります。
※私はツインシュートの練習時に負傷しました。
※トライアングルシュートの練習時も負傷しました。
※スカイラブハリケーンの練習時も負傷しました。

更にラフプレーが多いのも宜しくありません。
これはマジでシャレになりません。

どう考えても教育上宜しく無い本作ですが、これが世界一有名なサッカー作品となるのです。

サッカーブームの火付け役となった

連載開始は翌年でしたが、最初にキャプテン翼が公開されたのは1980年でした(読み切り)
この頃の日本におけるサッカーのポジションは「マイナースポーツ」であり、人気野球漫画は数あれど「サッカー漫画は売れない」と言われる程の不人気でした。
これを覆し、日本にサッカーブームを巻き起こしたのは間違いなく本作の功績です。
また従来のスポ魂作とは異なり、爽やかな作風なのも斬新だったと思います。

長期連載

漫画の連載開始は1981年からですが、実は未だに連載が続いてます。
最初は翼くんが小学校時代の話で、その後中学生編、高校生編、ワールドユース編やプロ入りした後の話、更に外伝ストーリーもあり単行本は100巻を超えてます。
アニメも1983年から開始し1986年まで 全128話も放送されます。
続いて1994年から47話
2001年から52話
2018年からリメイク作が52話放送されます。
それ以外にも劇場版やOVAもあり、本作の需要の高さが伺えます。

有名人も大好き

元イタリア代表のキャプテンであるフランチェスコ・トッティが本作を好き過ぎるエピソードが有名で、作中の必殺シュート(日向君の雷獣シュート)を練習して負傷した事があります。
しかもプロになってからですw
他にもジネディーヌ・ジダン、ティエリ・アンリ、セバスティアン・フレイ、キリアン・エムバペ(以上フランス代表経験者)、アレッサンドロ・デルピエロ、ジェンナーロ・ガットゥーゾ、ジャンルカ・ザンブロッタ、フィリッポ・インザーギ(以上イタリア代表経験者)、リオネル・メッシ、セルヒオ・アグエロ(以上アルゼンチン代表経験者)、カカ (ブラジル代表)、フェルナンド・トーレス 、アンドレス・イニエスタ 、シャビ (以上スペイン代表経験者)、アレクシス・サンチェス (チリ代表)、ハメス・ロドリゲス(コロンビア代表)、ルーカス・ポドルスキ(ドイツ代表)などが本作のファンであると公言しております。
世界中で愛されている作品なのです。

原作者がサッカーの理解不足だった点が逆にプラスの方向に働いた感はします。
ドリブルしてるとサッカーのグラウンドなのに地平線が見えたり、小学校時代人を殺せる様なシュートが撃てた子が大人になったら平凡な感じになってしまったり、画力の低さからキャラの書き分けがアレな感じだったりと、良く無い所を挙げたらキリがありません。
その上で世界中から愛される作品となり、Jリーガーからも高い支持を受けているのですからこれは名作を認めざるを得ません。
しかし、話数が多すぎるのと2018年のリメイク作の続きが制作されていないなどの点を考慮し、評価としては★2とさせて頂きます。
youtubeで「キャプテン翼」と検索すると、アニメの他にゲームやパチンコのPVも出てきます。
それらのどれかをご覧になれば、本作の世界観というか作風がおわかりになるかと思います。
他のスポーツ作品を観る上で本作の知識は最低限仕入れておきたい所ですが、そんな感じのにわかな感じでも大丈夫です。


それでは、良きアニメライフをノシ

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