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アニメ批評その826 裏世界ピクニック

評価:★★(つまんないけど何故かついつい観てしまう)

概要

『裏世界ピクニック』(うらせかいピクニック)は、宮澤伊織による日本の小説。

ハヤカワ文庫JA(早川書房)より2017年2月から刊行。

ストルガツキー兄弟の『ストーカー』(原題の邦訳『路傍のピクニック』)を意識した作品で「理解の及ばない異世界でのお宝探索」というコンセプトに、インターネット上で流布される実話怪談をモチーフに組み込んでいる。

2021年3月時点で電子版を含めたシリーズ累計発行部数は50万部を突破している。

登場キャラクターの造形には百合が意識されている。

あらすじ

廃屋内の扉から〈裏世界〉を発見した紙越空魚は、くねくねを目撃し命を失う危機に陥り、仁科鳥子に助け出される。

後日、大学を訪ねてきた鳥子に、〈裏世界〉の探索に協力して欲しいと請われ、共に〈裏世界〉を調査することとなる。

裏世界ピクニック - Wikipediaより抜粋

黒髪の方が紙越 空魚(cv.花守ゆみり)で、金髪の方が仁科 鳥子(cv.茅野愛衣)です。
この二人が百合百合しいピクニックをしながら怪異に立ち向かう・・・と聞いていたのでそこそこ期待をして視聴しました。

身を隠しながら慎重にピクニック・・・というよりかは探索なのですが、

こんな感じの化け物と遭遇します。
なんやかんやで化け物を倒して人を探す旅を続けます。
で、本作が面白いかと聞かれるとハッキリ言って面白く無いです。
百合百合しいシーンを楽しみにしてましたが、金髪の子が別の女を探していて黒髪の子が嫉妬しているだけです。
あと金髪が命知らず過ぎてついていけません。

異世界で軍隊とご一緒する回がありましたが、この時も親切な軍人さんに何故か不信感を抱き勝手な行動を取ったり、

その次の回では何事も無かったかの様にバカンスを楽しんでたりと意味がわかりません。
確か軍人さんの回の時は持って無かったはずの銃をこの回では持ってたりするのも意味不明でした。
原作とアニメでは時系列が異なるそうで、そのせいでわかりずらくなっていると聞きました。

ジャンルはホラーなのですが、全然怖く無いのも問題です。
原作未読だと「???」となる部分が多く、「設定ミスか?」と思わせる様な描写が多いのもアカンです。
毎回「つまんねぇなぁ~」と思いながら観ていたのですが、何故か途中切りはせずに最後まで観てしまいました。

この感覚は迷家に近いかもしれません。
つまんないんだけどなんか観ちゃう、みたいな感じです。
私は花守ゆみり大好きおじさんですが、この花守さんは全然良くなかったです。
花守さんの演技が悪いという訳では無く「こんな感じの役でお願いします」と演技指導した方が宜しく無かったのでは無いかと思います。
ついつい観てしまう謎の魅力があるという事で評価は★2にしておきますが、正直人様にオススメはしたくない作品です。
原作を悪く言うつもりはありませんが、少なくともアニメの出来は悪かったはずです。
それでは、良きアニメライフをノシ

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