アニメ批評その752 ばらかもん
田舎の癒しはのんのんびよりだけじゃない!
という事で、echoさんのレビューとなります。
評価:★★★(田舎の風景と子供たちに癒される)
概要
ばらかもんは、ヨシノサツキによる漫画を原作としたアニメ作品。
原作者の出身地である長崎県・五島列島を舞台に、都会育ちの書道家と島民の交流を描く。
表題の「ばらかもん」は、五島列島方言で「元気者」の意。
2014年7月、日本テレビほかにて放送された。
あらすじ
東京で“ある事件”を起こしたイケメン書道家・半田清舟。
雑音から離れ書道と向き合うため、身寄りのいない島に一人で生活することに。海と山がきれいで人口が少ない小さな田舎町。
借りた家は、汲み取り式便所にバランス釜のお風呂、ネズミが走るボロ屋…そんな家には、元気過ぎる小学1年生のなるが秘密基地として遊んでいた。
一人になりたいのに一人になれない、半田の慌ただしい島生活が始まる。
半田 清舟
本作の主人公。書道界の家元の後継ぎ。
若き新鋭として名を馳せていたが入賞作品を書道界の重鎮に酷評されて逆上し、暴力事件を起こす。
大事には至らなかったが、素行不良を起こしたことで父に「頭を冷やして来い」と単身、五島へ送られる。
琴石 なる
本作のもう一人の主人公。小学1年生。
生徒数9人の分校に通っているいたずら盛りの少女。
清舟が借りた空き家を隠れ家にしていたところを見つかり、書道を教えてもらう仲になる。
清舟が五島での生活に馴染むきっかけを作った少女で、清舟のことを「先生」と呼び慕っている。
久保田 陽菜
通称「ひな」。小学1年生。
7歳。分校に通う少女。なるの親友でいつも一緒にいる。
人見知りが激しく、哀しくても嬉しくてもすぐに泣く。
山村 美和
中学2年生。
ボーイッシュで勝気な少女。なるやタマと清舟が借りた空き家を隠れ家にして遊んでいた。
なるに色々と良からぬ知識を吹き込んでいる。
新井 珠子
通称「タマ」。美和の友達。中学2年生。
なるや美和と共に、清舟が借りた空き家を隠れ家にして遊んでいた。
いわゆる腐女子であり、すぐにボーイズラブ方向に思考が行ってしまう。
天才書道家だけど性格に難のある主人公が、問題を起こして父親に五島列島へ送られるところから始まります。
田舎で島の子供たちと交流する中で人として大切な事を学んでいくというストーリーです。
特になるという女の子が物語のキーになるのですが、同い年の子役が当てられていて元気で子供らしい可愛さが良く出ているキャラクターだと思います。
島での日常と共に、人間的に成長して行く清舟が書道家としても成長して行くストーリーが面白いアニメです。
SUPER BEAVER「らしさ」MV
オープニング曲の「らしさ」も定期的に聞き返してたくなる名曲です。
のんのんびよりの様な田舎の風景で癒されたい方、子供たちが登場する日常系アニメが好きな方にはおススメです。
では、良きアニメライフを!