アニメ批評その1070 低燃費少女ハイジ
評価:★★★(宣伝用のアニメだけど、くっそオモロイ)
概要
日産自動車製のコンパクトカー「NOTE(ノート)」の販売促進用に制作されたアニメ作品。
2009年(平成21年)5月より、アニメ『アルプスの少女ハイジ』を制作したズイヨー映像が協力し、studio crocodile(スタジオ・クロコダイル)によって制作された。
キャラクターデザインを手がけたのは文原聡。
同年4月まで採用された『The World of GOLDEN EGGS』(ローズマリー兄弟)のデザイナーでもある。
日産・ノート(初代)の公式サイト内には特設ページが設けられ、CMアニメの他にwebアニメも視聴できた。
あらすじ
アルムの山に住む少女ハイジは「テイネンピって何?」かを知りたがっていた。
やまびこに聞いてもペーターやおんじに訊ねても皆、首を傾げるばかり。
そんなハイジのもとを訪れたクララは屋敷にあると自慢しフランクフルトへ来るようハイジを誘った。
かくして、クララ、セバスチャンらとフランクフルトを目指すことになったハイジだったが、独り残されることを心配したおんじはヤギを連れてハイジを追うことになったのだった。
もうこの一枚だけで面白いからズルいです。
ご存じ無い方はいないと思いますが、一応原作は↑です。
ちゃんとハイジのアニメを制作したズイヨー映像が協力してくれてたりします。
語り掛けて来るアルムの山
知能が低そうなペーター
ヤバそうな見た目に反して孫想いのおんじ
蝶々を乱獲するクララ
これらの役は友近さんと河本準一のお二人が演じており、(原作も同じ)ナレーションの沢田敏子さんを含めても三名だけです。
台詞の大半がアドリブだったそうで、作中で台詞に詰まったり笑ってしまったりしててもそのまま使われてたりします。
それがまだ面白くてズルいです。
登場人物はロッテンマイヤーさんやセバスチャンなども登場するのですが、声優が二人だけなので裏声とか使ってて笑えます。
◆ifルートでは無い?
本作は原作とは異なる世界線だと思われがちですが、どうやらそうでは無い様です。
足を悪くして立ち上がれないはずのクララが走ってたりするので最初は「おかしいやろw」と思いましたが、ハイジがフランクフルトに逝く時の話で「また」と言ってるので、原作アニメの後日の話という事になっているそうです。
「帰りたーい、ソーセージ食べたいよぉ!」と駄々を捏ねるクララがウザ可愛いです。
この手のアニメは初見の時に面白いと思っても繰り返し観る事はほぼ無いのですが、本作に至っては50回くらいはリピートしております。
この記事を書くにあたって久々に視聴したのですが、今観ても十分面白いと感じたので高めの評価にしました。
低燃費少女ハイジ 第1話 やまびこ篇
動画は全てyoutubeで視聴可能で、短時間で視聴可能なので軽い気持ちでご覧になって頂けましたら幸いです。
低燃費少女ハイジ CM ダンス篇
CMも狂ってて好きですw
たまにはこういったアニメを観るのも乙なので、是非^^
それでは、良きアニメライフをノシ