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アニメ批評その1088 じいさんばあさん若返る

評価:★(老人がヒロインなのはちょっと)

概要

新挑限による日本の漫画作品。

2019年10月26日に作者のTwitterとpixivに第1話が掲載され、2024年6月15日まで連載された。

その後、2020年2月29日よりニコニコ漫画でも連載を開始し『コミックアルナ』(KADOKAWA)にて2022年8月号(創刊号)より2024年8月号まで紙媒体でも連載された。

2022年10月時点で単行本のシリーズ累計部数は電子版も含めて100万部を突破している。

メディアミックスとして、2020年11月21日にコミックス第2巻の発売を記念して、YouTubeの「KADOKAWAオフィシャルチャンネル」でボイスコミックが公開された。

2023年8月9日にテレビアニメ化が発表され、2024年4月から6月まで放送された。

あらすじ

青森県のある農村で余生を送っていた高齢夫婦の「正蔵」と「イネ」は、ある日を境に若返った。

二人は若返りを納得すると、家族をはじめとする周りの人たちの理解も得ながら、新婚時代にはできなかった夫婦生活を満喫するようになる。

じいさんばあさん若返る - Wikipediaより抜粋

おじいさんとおばあさんが、謎の力で若返りするというアニメです。
おじいさん役は三木眞一郎さん、おばあさん役は能登麻美子さんで、お二人が老人の役を演じるのはちょっと新鮮だったのですが…

肉体が若返っても中身が老人なままなのが、ちょっと微妙に感じられました。
勿論精神的にも若返ってしまってはつまらなかったというか、物語が成立しなかったかもですが、老人が主人公のアニメで成功を収めた例はかなり少ないのです。

若返ったおばあさんがどんなに可愛くても、

中身が老人な上に、

肉体も老人に戻ってしまう事があります。

【ノンクレジットED映像】TVアニメ「じいさんばあさん若返る」|正蔵(CV:三木眞一郎)&イネ(CV:能登麻美子)「添い遂げYO-YO!!」
なんなら作中だけでは無く、EDでも主人公がジジババなのを思い出させてきます。

本作はコメディー作品の様な顔をして、実の処は夫婦愛と家族愛がテーマな様なので、別に主人公が老人でも差支えは無いのですが…

私自身も感情移入が出来なかったというのもありますが、先に述べた通り主人公が老人で人気が出たアニメは極少数しか無いんですよねぇ…

孫たちが可愛いと言うのはありますが、

やはり存在感においては、主人公の二人が圧倒的です。
ほっこりする様なシーンもあって決して悪い作品では無いと思うのですが、ちょっとどの層に向けての作品かが理解する事が出来ませんでした。

レビューサイトを見ても評価に困ってた方が多い印象で、つまらないとまではいかないけども、次の回を観ようとする意欲がなかなか湧いてこないといった感じです。
このアニメを自発的に観た場合は然程後悔する事は無いかもですが、人にススメられて視聴した場合は「これはちょっと…」と感じてしまうかもしれません。
そういった意味で、少々厳しめかもですが評価は★1とさせて頂きます。
それでは、良きアニメライフをノシ

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