アニメ批評その1196 誰ソ彼ホテル
スマホゲーが原作ですが売上は…
結構厳しい売上の割にちゃんとしたアニメをこさえたなーという感想ですが、今回のレビュアーは水曜日担当のechoさんです。

評価:★★★(スマホ向けアドベンチャーゲームのアニメ化。隠れた名作)
概要
誰ソ彼ホテルは、スマートフォン向けゲームアプリを原作としたアニメ。
原作は基本プレイ無料の脱出アドベンチャーノベルゲーム。
メディアミックスとして、テレビアニメが2025年1月OKYO MXほかにて放送された。
あらすじ
昼も夜もなく、一日中夕暮れに染まっている黄昏ホテル。
そこは、あの世に行くか現世に戻るか、行き先を決めかねている魂たちが
羽を休めるために存在する生と死の狭間のホテル。
主人公塚原音子は、自分が何者なのかどうしてここにいるのか、記憶を想い出せないまま「黄昏ホテル」に彷徨いつく。
従業員の先導で、宿泊部屋に案内されることに。
部屋にはお客様の記憶にまつわる品があるはずです。
それを手がかりにお客様の記憶を取り戻すことができるかもしれません。
現世に帰るために探索し自分を想いだしていく中、とある事件に直面する─。

スマホゲームが原作のアニメです。
生と死のはざまにある「黄昏ホテル」
このホテルを訪れる者は皆、生と死の狭間にあり、記憶を失った状態で現れます。
記憶を取り戻し謎を解き明かすと生き返る事が出来て、このホテル内で殺人などの罪を犯すと地獄へ落とされます。

主人公も記憶を無くした状態でホテルにやってきますが、記憶を取り戻す事が出来ずにこのホテルの従業員として働く事になります。

ホテルに訪れるお客様の過去を解き明かしながら、やがて自分の死の真相にたどりつけるかといったストーリーになります。

スマホゲーム原作のアニメはキャラクターが多すぎたり、ストーリーの軸がはっきりせずに原作ファンしか楽しめないと言う作品が多い印象ですが、本作はストーリー重視のアドベンチャーゲームと言う事もあって、そういうマイナス面はありません。

ストーリーとしてはデスゲームものに近いのですが、ほど良く謎が散りばめられていてミステリー要素もあり意外と楽しめました。

特に面白いキャラが中盤から出て来る大外です。
探偵役も兼ねる医学生、しかし本性は連続通り魔事件を犯していた殺人鬼。

しかしホテルのルールで、大外を排除すれば地獄に落とされる為に誰も手出しが出来ません。
そんな大外がホテルへの訪問客の謎を暴いたり、そそのかして地獄に落とそうとしたり、主人公の手助けをする事もあれば、敵対する事もあるという何とも面白い立ち位置のキャラクターになります。

このアニメの面白さの3割くらいは大外だったりしますw

ストーリーは12話で過不足なく綺麗に完結してますし、サスペンス、ミステリーが好きなら楽しめる作品だと思います。
では、良きアニメライフを!