アニメ批評その1217 戦隊レッド 異世界で冒険者になる
評価:★★★(特撮に興味が無くても楽しめそう)
概要
中吉虎吉による日本の漫画作品。
『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて、2020年11月号から連載中。
2021年9月に単行本第2巻の発売を記念し、稲田徹がナレーションを務めるPVが制作された。
テレビアニメが2025年1月から3月まで放送された。
あらすじ
悪の組織・秘密結社ゼツエンダーとの最終決戦。
絶縁王との戦いで相打ちになったキズナファイブのキズナレッド・浅垣灯悟。
しかし、彼は死なず異世界へと転生していた。
異世界を旅し、この世界にも困っている人が大勢いることを知った灯悟は冒険者となり、キズナレッドへ変身しては人々を救いながら元の世界へ戻る方法を探すことを決める。
やがて、強力な冒険者を探していた魔導士イドラと出会い、彼らの冒険が始まる。
戦隊の熱血ヒーローが異世界転生する物語です。
アニメとしての…というよりかは戦隊モノとしてのクォリティが高いのが本作の特徴です。
召喚者であるイドラちゃんに色々と協力しつつ、元の世界に戻る方法を探すといった感じですが、
「どういう原理で変身してるの?」
「何故そんなに赤いの??」
「その人語を発する腕輪は何???」
「変身すると何故背後が爆発するの!?」
「あの巨大なのは何????」
我々の代わりに、イドラちゃんがツッこんでくれますw
戦隊モノではお約束的な事であっても、それを別ジャンルの作品に持ち込めば違和感を感じずにはいられないのですが、その違和感こそが本作の醍醐味というか良き処です。
本作のジャンルはコメディーに分類されますが、戦隊モノとして見ても一定水準は保っており、戦隊モノというか特撮がお好きな方であればアニメの興味が薄い方でもお楽しみ頂けそうです。
ちょっと頭がおかしいかもしれない主人公ですが、現地人の中にもおかしな人がいたりで、それなりに笑えるシーンが用意されてます。
特に主人公の過去の話では悲しいエピソードかと思いきや、主人公のサイコっぷりが遺憾なく発揮されており、物語の面白さに磨きが掛かっております。
作中に見知ったロボが登場したりして話題にもなりました。
◆イドラちゃんが可愛い
本作のメインヒロインであるイドラちゃんですが、とても胸部が豊かで素敵な女性です。
海外でも太眉と胸部が人気の様で、高い評価を受けてる様です。
薄っすらとラブコメ要素もありまして、様々な角度から楽しめるのが本作の長所です。
めっちゃ面白い!という作品では無いのですが、今までにありそうで無かった作風なので、新鮮な気持ちで楽しめるんじゃないか?と思うのですが如何でしょうか?
特撮要素を抜いたら普通のアニメですが、取って付けた様な感じでは無くイイ感じに融合しておりますので、レビュアーの中での評価も高い様です。
個人的に最も好きなのは主人公のサイコっぷりです。
面白さを見出すポイントが多い作品はそう数多くあるモノではありませんので、宜しかったらご視聴してみて下さい。
それでは、良きアニメライフをノシ


















