アニメ批評その1227 ロックは淑女の嗜みでして

評価:★★(インストバンドの限界)
概要
福田宏による日本の漫画作品。
『ヤングアニマル』(白泉社)にて、2022年21号から連載中。
略称は「ロックレディ」。
メディアミックスとして、テレビアニメが2025年4月から6月まで放送された。
あらすじ
親の再婚で不動産王の家の娘となった鈴ノ宮りりさは、学園一のお嬢様の称号を得るために、好きだったロックとギターを捨てて淑女として振る舞っていたが、ある時、学園の有名人である黒鉄音羽がドラムを叩く姿を目撃する。
音羽からギター弾きであることを見抜かれ、挑発に乗って彼女とセッションしたことをきっかけに、りりさはロックへの思いを再燃させる。

お嬢様とロック

タイトルを聞いただけでワクワクしちゃった私ですが、

イイ
とてもイイ!
これは期待通りの名作…
だと思ったんですけどねぇ…

なんかイマイチ盛り上がらないというか、何と言うか…
正直思ってたのと違うという感情が回を増すごとに強くなってゆき、

最終的には綺麗な終わり方はしたけど、物足りなさが半端無かったなぁと感じてしまいました。
◆本作が不人気だった要因

海外人気はそこそこあったのですが、国内では全くの無名アニメであり、面白いとかつまらないといった議論すら湧き起らなかったという印象です。
その要因としましては本作のテーマでもある「インストバンド」という部分にあります。
インストバンドとはヴォーカルを伴わないバンドの事で、作中でも言われてる通り「ヴォーカルがいないとノリにくい」「良し悪しが判断し難い」といった難点があり、本作が人気アニメになれなかった大半の理由はそこだと思ってます。

個人的な好みとしましては、ガチのロックをヤってる女の子達というのが新鮮で嫌いではありませんでした。
しかしぼざろやガルクラの様な可愛さも無ければ、インストバンドという事で盛り上がり難いという欠点も抱えておりましたので、駄作と評する方は少ないにしても本作を支持する声はかなり小さかったのは事実です。

加えてバンドメンバーが全員揃ったのは終盤に差し掛かってからだったのも、マイナス要素だったと思います。

私は別にロックミュージックに造詣がある訳では無いのですが、学生時代はハードロックやヘビメタが大好きな男の子でしたので、本作の様なテイストの作品が好きなはずなのですが、やはりヴォーカル不在という処でイマイチノリ切れなかったのが残念です。

前評判が高めで、作品としてのクォリティーが低かった訳でもなかったのですが、今のアニオタには刺さらなかったという事です。
この失敗は他作品にも影響を与えかねませんが、それでアニメ化の成功率が上がるのであれば、本作のアニメ化も無駄では無かったという事になります。

それでは、良きアニメライフをノシ