アニメ批評その1392 姫騎士は蛮族の嫁

評価:★★(叡智なアニメでは無い)
概要
『姫騎士は蛮族の嫁』(ひめきしはバルバロイのよめ)はコトバノリアキによる日本の漫画。
『別冊少年マガジン』にて、2021年2月号より連載中。
略称は「バルよめ」。
2026年6月時点で累計部数は70万部を突破している。
あらすじ
西方のイルドレン王国と東方の蛮族は数百年にわたり戦いを繰り広げてきた。
そして、イルグレン王国の筆頭騎士として東征軍を率いていた"姫騎士"セラフィーナ・ド・ラヴィラントは東方征伐にて蛮族に敗れ、捕らえられる。
しかしセラフィーナに待ち受けていたのは捕虜としての日々ではなく、蛮族の次期大族長であるヴェーオルからのプロポーズだった。
東方で暮らし始めるセラフィーナは、当初はヴェーオルに反発していたものの、ヴェーオルとの様々な体験の中で少しずつ変わっていく。

「水晶兜」の異名を持つ男勝りの姫騎士が、

蛮族に捕らえられてしまいます。
まさにくっ殺展開であり、タイトルを見る限りこの姫騎士が蛮族の嫁にされてしまうという訳です。

「こんなのをテレビで放送してもいいのか?」
そんな疑問が脳裏を過りましたが、この姫騎士を演じてらっしゃるのは鈴代紗弓さんです。
幾ら何でも度を越した叡智なアニメで無い事を祈りつつ視聴しましたが…

割と健全なアニメでした。

内容としましては、蛮族の長が紳士的なアプローチをし、

祖国に忠誠を誓った姫が、それまで見下していた蛮族に心を動かされ、徐々にイイ感じになってイキます。

カルチャーのギャップに度々ブチギレる姫ですが、

あまりの飯の美味さに文句が言えなくなってくのがオモロイです。
◆デレるまでは面白いが

姫騎士と蛮族の長以外にも魅力を感じるキャラが登場しますし、

序盤は楽しく視聴させて頂いたのですが、姫がデレた辺りから少し先の展開が読めてしまったというか、少々物足りなさを感じてしまいました。



竜が出たりドワーフやエルフが出てきたり、めんどくせー奴もいたりはするのですが、蛮族の里に慣れてしまってからは序盤に感じられた新鮮さが薄れ、最終話では「この先はこーなるんだろぉなぁ…」というのが想像出来てしまいました。
◆叡智では無い

原作では結構アレな画もあるのですが、アニメ版はそういった部分は省かれておりますので、タイトルだけ見て姫騎士が蹂躙される展開を期待すると肩透かしを食らいます。

ちなみに姫騎士さんの年齢は26歳です。

画もアニメっぽくないタッチで、その部分が個人的には刺さりました。
人の価値観についても考えさせられる良作ではあるのですが、アニメとして観た時に物足りなさを感じてしまう方が多そう…という理由で、評価は★2とさせて頂きます。

それでは、良きアニメライフをノシ