アニメ批評その57 マクロスF
評価:★★★★★(ロボットアニメの最高峰)
概要
『超時空要塞マクロス』をはじめとする「マクロスシリーズ」生誕25周年記念作品であり、テレビアニメでは『マクロス7』以来13年ぶりの3作目となる。
製作には「マクロスシリーズ」を伝統的に担当するビックウエストおよび毎日放送(MBS)が関わっており、劇場版も公開された(詳細は「劇場版 マクロスF」を参照)
総監督の河森正治はこれまで同シリーズの映画、OVAには、バルキリー(可変戦闘機)のデザインのみならず監督としても名を連ねてきたが、テレビアニメにおいては本作が初となる。菊地康仁が「監督」として河森を補佐し、『舞-HiME』の経験を買われて参加した吉野弘幸が全話の脚本を担当する。
『マクロスプラス』をはじめとして、『天空のエスカフローネ』や『創聖のアクエリオン』など、河森作品に縁の深い菅野よう子が本作でも音楽を担当するほか、河森に馴染み深いスタッフが多数参加している。
シリーズ25周年記念作品という位置づけで、当初は「マクロス25」という仮タイトルで発表されていた。
作中でも25、クォーター(4分の1)という数字が多用されている。
ガンダムと並びロボットアニメの最高峰である作品紹介です。
個人的にはこれ程カッコいいロボアニメは無いと思ってます。
従来のマクロスシリーズと異なる点としては、ヒロインの歌姫が2人いるという事です。
どちらも甲乙付けがたい歌唱力があるのですが、曲もめちゃんこ良い曲ばかりなのです。
戦闘シーンのカッコ良さも異常で、とても10年以上前の作品とは思えません。
総合的な面白さはガンダムもヒケを取りませんが、「カッコよさ」と「音楽」の部分に関してはマクロスには及びません。
特に数あるマクロスシリーズの中でも本作はピカ一の出来です。
一応マクロスの知識が無い方にご説明させて頂きますと、マクロスは歌が重要なテーマであり、敵勢力に対してデバフの様な効果を発揮します。
なので、戦闘中に歌姫が歌って戦場にリアルタイムで流す事により戦闘が有利になる的な感じです。
射手座☆午後九時Don't be late
作中に歌が流れる作品なんて数え切れないくらいありますが、マクロスの挿入歌のカッコ良さは凄いを通りこして異常ですね。
劇場版は2部作です。
本編とは設定が異なっており、もう一つのマクロスフロンティアといった感じです。
設定が異なってもカッコ良さは全く損なわれてはおらず、むしろ強化されてるまであります。
私は劇場で見ただけで足らなくて、DVDまで買ってしまいました。
ちなみに本作は、旧マクロスシリーズを一切視聴しなくても楽しめますし、何なら劇場版から観ても大丈夫です。
ロボアニメはあまり好きでは無いという方でも高確率で楽しめる名作仲の名作です。
これを見ずしてロボットアニメは語れないという程です。
絶対に見て頂きたく存じます。
ちなみに私はシェリル派ですw
それでは、良きアニメライフをノシ